2009/07/09

庭の花

 春先から結構庭の手入れに力を注いできた。

 サルスベリの枝が伸びすぎて電線にぶつかりそうになったので思い切って切り詰めたり、大きくなった梅の木で日照をさえぎられ、すっかり花が咲かなくなったツツジの代わりに、鉢からはみ出しそうになった山アジサイを植えたり、プランターの土を入れ替えたり、・・・・。

 

 何やかにやで忙しがっているうちに梅雨の季節になっていた。雨が降り続いたり、庭に長居していると何処からともなく蚊が集まってきて追っても追ってもまとわり付いたり・・・。こうなると庭いじりどころでなくなってしまう。

 手持ち無沙汰でぼんやりと眺めていると、この季節結構花の種類が多い。

 まずブッドレア。香りも良く私のお気に入りの花だ。外来種というが長野県のどっかの川原で群生しているのを見た事がある。蜜も豊富らしく、晴れた日には蝶がたくさん訪れる。

Yabukanzou 次にヤブカンゾウ。以前は川原や野原に群生していたが、最近はめっきり減ってきたような気がする。ニッコウキスゲの仲間なのだが、こちらは、里山でも川原でも情け容赦なく刈り込まれているのが痛々しい。

 少し時期が過ぎてしまったがオカトラノオも房の先にわずかに花が残っている。この花は我が家が気に入ったのか数本植えたのが、今では庭中足の踏み場もないほど茂ってしまった。

あと多寡にかかわらず、目に付いたのを列挙してみる。Kashiwabaajisai

木の仲間

 アジサイ(ガクアジサイ、柏葉アジサイ)、クチナシ、バラ、コムラサキ、マンリョウ、センリョウ

草の仲間

 キキョウ、アガパンサス、オトギリソウ、ヤブミョウガ、姫ヒオウギアヤメ、アキノタムラソウ、ハエドクソウ

以上植えたのもあるし、鳥が運んでくれたのや、風に運ばれたと思われるものなどいつの間にやら我が家も結構多様性に富んできた。

これからも小さいながら豊かな自然と共生していきたい。

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2009/07/02

剣岳  点の記

 いい映画だった。初めから終わりまで目が潤み、心地よい緊張感に包まれた。

Yarigatake  剣岳・・・。登山好きの息子から登頂の報告を受けてから数年たつ。嬉しそうな、誇らしげな電話の声だった。

 “でもね、結構普通のおばさん達が登っているんだ。百名山なんで省くわけに行かないんだろうけど。でも途中で動けなくなって岩にへばりついてるよ”

 こんな予備知識しかない私は、映画の進行とともに圧倒的映像の迫力と緻密な構成、俳優の演技を超えた演技によって飲み込まれていった。一場面一場面が存在感を持って迫ってきた。いつの間にか私自身時空を超えて彼らとともに雪山を一歩一歩踏みしめていた。

 三角点が完成し日本の地図が精度を高め、今後長い間、人々の生活を支えていく礎の一つを作った喜びを彼らとともに噛みしめられたような気がした。社会はこうした尊い努力に支えられて一歩一歩進んでいくのだろう。

 素晴らしい時間を共有できた。日本人として誇れる作品の一つだろう。

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2009/06/25

アジサイの季節

Ajisai  梅雨にふさわしい花である。公園、街角、家々の庭、・・・。雨が降り続き何となく物憂げな気分をそっと包み込んでくれるような優しい青い花。もう直ぐやってくる夏を予告してくれているのだろうか。高原の空の色、見渡す限り続く大海原・・・・・。

しかしいま普通にアジサイと呼ばれているのは実は西洋アジサイで、シーボルトの時代に日本由来のガクアジサイがヨーロッパに持ち帰られて改良が加えられ、日本に逆輸入されたものだという。

ガクアジサイは名前の通り、本来の直径数ミリの小さな花の集まりを、虫の目をひきつけるHana ためであろう、装飾花とよばれる花が額縁のように取り囲んでいる。が、どうやら西洋人の目をひきつけてしまったようだ。その結果、装飾花ばかりのハイカラな花に変身してお里帰りしてきたという事情のようである。

私はどちらかというと以前からガクアジサイが好きだったが、数年まえ山歩きの途中見かけたコアジサイにひきつけられた。装飾花がまったくない花である。以来日本自生の素朴なアジサイに惹かれている。

 気をつけてみれば日本にも味わいのあるアジサイがいろいろある。近くの里山にも白い小ぶりの山アジサイが咲いているし、信州旅行した時には古木に絡み付いているツルアジサイを良く見かけた。高尾や御岳の沢沿いにはこれからの季節、みずみずしいタマアジサイがたくさん見られるだろう。

 先日は高幡不動のアジサイを見てきた。山の斜面に咲きそろう山アジサイの群落が見事なのだが、今年は時期的に遅かった。しかしガクアジサイやアジサイは正に見ごろだった。前日までの雨にしっとりとぬれた青の美しさは例年になく美しく感じられた。

 

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2009/06/18

種の行方

 友人からS氏(柴田規夫)所蔵の植物の種の展示会が開かれていると聞き、早速昭和記念公園の花みどり文化センターに出かけた。昭和記念公園には今まで何回も行った事があり、結構気に入っている場所だが、花みどり文化センターは初耳でもあり興味津々で出かけた。

 立川駅と昭和記念公園の間の空き地がいつの間にかきれいに整備されていて、緑の中に溶け込む感じで件の建物があった。さすが国営である。建物は立派であり、屋上庭園に行くエレベーターはさほど離れていないのに2箇所も作られている。資金が潤沢だったのだろう。しかし立派なたたずまいの割に一歩中に入るとシーンと静まり返り人気がほとんどない。カウンターに職員が暇そうに何人も座っているだけである。

 これがいわゆる箱物行政とお役所仕事というやつか・・・と何となく納得しつつ中を進んでいった。しばらくいくと“どこまで行くの?タネの冒険展”(530日~712日)と銘打った展示場が見つかった。

 

 一般に植物はほとんど動かないとされる。しかしタネの散布という大事な時には、あらゆる可能な手段を利用してより遠くに送り出し新しい快適な住環境を子供達に探してあげようとしている。植物の愛と英知が発揮される時である。

 1..動くものは何でも使え 

              風・・・タンポポ、モミジ

       水・・・椰子、鬼グルミ

       動物・・・イノコズチ、オナモミ

2..自力更生(はね飛ばす)

      カタバミ、ホウセンカ、コクサギ

3.報酬(食物)をあげる  

            鳥・・・・ナンテン、アオキ、桜

      虫(蟻)・・・・カンアオイ、スミレ

      動物(リス、ネズミ、猿、人)・・・どんぐり、柿、穀物。

3.の人に関しては今文章を打ちながら考えついたので加えてみました)

 展示そのものは様々なタネがいくつもの項目に分けられ、見ているだけで植物の賢さと子孫繁栄に対する必死さが伝わってきて楽しくなる。自然と仲良くなって、いろいろな事を知りたくなる。こういう展示を子供達に見せたら(説明してくれる人がいるともっといいと思うが)、自然がぐっと身近に感じられ理科の勉強も楽しくなるだろう。

 宝の持ち腐れとはこのようなことをいうのだろう。いくらいい企画をしても多くの人の目に触れなければ何にもならない。この辺の努力がいかにも足りないように思われる。

 これでは種の行方ではなく、税金の行方がどうにも気になってしまうのも仕方がないだろう。

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2009/06/11

可愛い子には旅をさせよ!

 先日買い物帰りのこと。向こうから乳母車を押した若いお母さんが、犬を連れた友人と楽しそうに談笑しながらやってきた。“小さきものはみなうつくし(かわいい)”、清少納言ではないが、赤ちゃんはことに可愛いものである。すれ違いざまにそっと覗いてみた。お母さん似のパッチリとした目をした赤ちゃんの顔を想像していた私は、声を上げそうになった。犬顔なのだ、いや犬そのものだったのだ。その若い女性は乳母車で犬の散歩をしていたのだ・・・・。

 

 何で?その犬は脚が悪いのだろうか、病後で弱っているのだろうか?余りに納得できないので、知り合いに話してみたら、今はよくある情景だという。専門の車もペットショップには売っているという。

 これでは、犬の散歩ではなく飼い主の散歩でしかないではないか。ひょっとして室内犬なので、帰ってから足を拭く手間を惜しんでの事なのか・・・。この犬の将来は、メタボで病院通いと決定か・・・。

愛情と過保護は違う。誰でも分かっているつもりでも実際の生活の中で、無意識のうちに目先の安全を願う余り、生涯にわたる安全を失っていることは意外と多いように思われる。

以前にも触れた事があるが、赤ちゃんのあせもを恐れる余り冷房完備の室内で育て、みすみす汗腺の発達のチャンスを逃してしまうと後でいくら後悔しても取り戻せないという。  

一般に人間の機能は生後の短期間にその後の発達の基礎を決定されるようだ。

運動能力しかり、言語能力しかり、五感の感受性しかり、・・・・。

先日、盲目の天才ピアニストの快挙が報道されたが、これなども早くから音楽的環境を整えてあげた周囲の愛情の賜物であろう。

しかし早期教育が成功している例は何も特殊なものに限らない。普通の家庭において、子供達はいつの間にか歩けるし、話せるし、周囲の無数の病原菌に負けない免疫力を獲得している。これは両親初め周囲の暖かい見守りと本人の数知れない試行錯誤の末に獲得した栄冠である。

大人はもう忘れてしまっているかもしれないが、自分達も無数の試行錯誤を繰り返して現在があることを思い出して、子供や若者の成長を温かく見守りたい。

ところで表題はこう変えたほうがいいかもしれない。

可愛い犬は、歩かせよう!

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2009/06/04

雪ツバキ

先週斑尾高原に行ってきた。スキー場として有名というが、私にとっては初めて訪れる地であり、初めての出会いが待っていた。

雪ツバキである。

Bunarin朝東京を出発し、宿舎に着いたのは2時頃だった。夕食までには時間があるし、といって不慣れの地で遠出するには心もとない。そこで宿の近くの林間を歩く事にした。私達以外には人に遭う事もなく朝からの雨が上がったとはいえ、空気はしっとりとして、ブナとミズナラの木立が幻想的な風景をかもし出していた。頭上では聞きなれない鳥の声が飛び交い、足元では、珍しいシダや山野草の芽出しが美しい。

そのうちに緑一色とも見えていた林内の所々に赤い花が咲いているのに気が付いた。近づくとツバキだった。もしかしてこれが以前から見たかった雪ツバキでは・・・。

膝ぐらいの高さであたり一面を覆い尽くしている。花の雄しべの花糸が黄色で、ほの暗い林間では黄金色に輝いて見える。雪ツバキに間違いない!

豪雪に耐え、可憐に咲くけなげな花というイメージがあった。しかし目の前に広がる群落にはYukitubaki_3 圧倒された。しばらく歩くと、林間に真新しい作業道が切り開かれていた。その側面に切り出された雪ツバキの根がむき出していたが、ネット状に何層にも張り巡らされてその所々から若木が芽生えている。豪雪地帯で生き抜く生命力を垣間見た気がした。

そもそもツバキの仲間は、典型的な照葉樹で温暖湿潤な中国西南部を故郷としているという。日本の椿(ヤブツバキ)は、日本列島をはさんで流れる暖流(黒潮、対馬海流)の影響で海岸線に沿ってかなり北まで分布域を伸ばしている。

そして雪ツバキ・・・。豪雪が寒冷、乾燥という過酷な条件からツバキを守り、ツバキ自身も3ヶ月余に渡る積雪という条件に見事に適応して美しい花を咲かせているのだ。

日本人は古来桜と並んで椿を愛してきたという。稲作文明とともに大陸から渡ってきて、様々な気候条件に適応し生活してきた日本民族の生き様そのものに重ねられるからかもしれない。

それにしても最近の日本人の軟弱ぶりは、ご先祖様が見たらさぞや嘆かれるのではないだろうか。

冷暖房完備の日常生活、歩く事の激減、過度の清潔志向(潔癖症?)、渡来人に対する偏見、権威や法律を事実よりもありがたがる、・・・・。

最近は新型インフルエンザの一件で官民上げて大騒ぎである。

このまま行くと細菌戦争での勝敗は、なんとも予断が許されなくなってきているように思われる。

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2009/05/28

麦の仲間たち  続

 前回、我が家の周辺(東京西部地区、521日)で見られたイネ科の植物の一部を紹介したが、私なりに名前を調べてみた。6のヒロハウシノケグサに関しては、オニウシノケグサと交配種も多く、その道何十年のベテランでも区別が付かないようなので、私もはなから区別は放棄した。

    

 開花時期 3-4-5-6-7-8-9-10-11

1.スズメノカタビラ(雀の帷子) 

            3――――――――――――――――11

2.ヌカボ (糠穂)           

                    5-6

3.ヒメコバンソウ(姫小判草)      

                    5―――7

4.カモガヤ (鴨茅)              

                            7-8

5.ノゲイヌムギ (芒犬麦)     

                4―――――7 

6.ヒロハウシノケグサ(広葉牛の毛草)    

                       6―――8

  オニウシノケグサ(鬼牛の毛草)  

                        6―――

7.ネズミムギ(鼠麦)            

                        6―――8

8.チガヤ(茅)             

                    5ー

9.カモジグサ (髢草)         

                    5―――

10.スズメノチャヒキ(雀の茶挽)      

                    5―――7   

11.ナギナタガヤ(薙刀茅)         

                    5-6

12.イチゴツナギ(苺繫)          

                    5-6

13.シマスズメノヒエ(島雀の稗)            

                               8―――10      

14.エノコログサ(狗尾草)               

                                 8――――――11 

15.ススキ(薄)                    

                                 8―――10

16.シナダレスズメガヤ(撓垂雀茅)         

                             7――――-10     

13から16までが時期的にかなり早いので、他の種類も大まかな花期を図鑑(“野に咲く花”山と渓谷社、2001)で調べてみたが、4,6,7なども例年より早い開花のようだ。

 今年は桜の開花も早かった。これが短期的現象ならいいが、地球温暖化の一環なら、なかなか由々しき問題だろう。人間同士些細な利害でいがみ合っている場合ではないと思うのだが・・・。

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2009/05/21

麦の仲間たち

 朝まだ涼しいうちに、家の周辺の散歩をした。真夏日の日中などとても外を歩く気がしないので、朝食を食べると直ぐに外に出る。今まで桜、ハナミズキ、バラと木々の花に注目する事が多く、道端の草花をじっくりと見ていなかった。いつの間にかイネ科植物の花が咲き乱れる季節になっていた。

といっても、あくまで地味である。誰も足を止めてゆっくりと見てくれない。どっちかというと、雑草として目の敵にされ、定期的に刈りとられてしまう。

我が家の周辺も例外ではなく、うかうかとしていると、業者が来てきれいさっぱり刈り込んでしまう。

しかしイネ科の植物好きには幾つかの特典がある。

 1、身の回りどこでも観察できる。

2、いくら標本をとってもおこられない。

3、種類が多いので、脳の活性化に役立つ。等々。

幸い未だ刈られていなかったので、小一時間も歩いたら十数種類観察できた。暑い日が続いたせいか、はやばやとエノコロ草やススキまで咲いていたのにはビックリした。

以前( http://yamakawa-akiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/index.html) 、稲の仲間達をまとめたので続編としてまとめてみました。同じイネ科だが麦の実る季節(麦秋)が近いので麦の仲間達としました。限られた時間と地域で見つけたものなので一般的なもので抜けているのも多いと思いますが、それは皆さん自身で補ってくさい。

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2009/05/14

四川大地震から1年・・・

 2008512日、中国四川省を襲ったマグニチュード7.9の巨大地震からもう1年過ぎたのか・・・。阪神大震災の30倍の破壊力で一瞬のうちに9万人近くの人命を飲み込み、多くの町を、村々を破壊し尽した。連日マスコミにより伝わってくる悲惨なニュースに息を呑んだ日々だった。

あれから1年。北京オリンピックの成功に少し息をついたのもつかの間、今度は世界中が巨大経済危機に見舞われている。歴史のテンポが速すぎる。まごまごしていると次から次に押し寄せる歴史の荒波におぼれてしまいそうだ。

一昨日、NHKテレビで四川大地震から1年経った被災地の人々の様子を伝える1時間半にわたる特集番組があった。どうせ復興の遅々として進んでない現状をこれでもかと集め、視聴者に地震の恐ろしさと被災者への同情を引き出そうというのだろう。

そんなものを見なくても毎日これでもかと、政治の貧困から来る、庶民の悲鳴とも言える凶悪事件が多発している現在の日本である。胸つぶれる映像には事欠かない!

 しかし現実から目をそむけるのはやはりよくない・・・。

 色々心の葛藤があったが時間になり、テレビの画面を見ていた。

番組の構成がよかった。被災地の、ある中学三年生のクラスに焦点を当て、自ら一人娘を失った若い女性教師、父親の死により進学をあきらめようとしている女子生徒、震災の中で必死に級友の救助に当たったが多くの友が目の前でなくなり、無力感に苛まれる級長の男子生徒、・・・・。一人一人の悲しみがジワッと見る者に伝わってくる。そんな彼らが支えあい悲しみを乗り越えていく姿は涙なくして見れなかった。

製作者の姿勢もよかった。リポーターのアナウンサーが正確な中国語を話して中国人の間に溶け込んでいっている姿勢も好感が持てた。いつの間にか私たち自身がその場にいるような気持ちになっていた。

復興の過程で、住民間の利害の衝突も起こったが、話し合いで解決しようとしている政府の姿勢も好感が持てた。途中話し合いが紛糾し、犬どうしまで取っ組み合う場面には思わず笑ってしまった。しかし数ヵ月後、崩壊した少数民族の村が農業から観光業に大変身して、皆が未来に希望を持って生き生きと生活している姿にはほっとした。

番組で紹介されたのはモデルケースで、今後の道はまだまだ険しいものがあると思うが、中国の庶民はあのバイタリティで乗り切っていくだろう。私達も応援したい。

 愚公山を移す!(一人の力は小さいが、皆で力を合わせれば困難を解決できる)

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2009/05/07

雨の休日

 昨日は、植物好きの友人たちと近くの里山を歩いた。朝から小雨が降っていたが、傘をさして新緑の中を歩くのもなかなか乙なものだった。この時期ミズキやホオノキの白い花が目立つ。林間に入ると足もとがしっとりとやわらかい。

雨後の筍とはよく言ったもので、昨日来の雨で、竹林を抜け出して法面のあちこちから頭を出している。どうせ抜かれる運命なら、いただかない手はない。ついでに林床に伸びていた三つ葉も取って、今日の夕食の一品は決まりだ。

以前はそこら中アズマネザサがびっしり生えていた林間も最近はボランティアの手が入り、見晴らしも風とおしも良くなった。金ラン、銀ラン、サイハイ(采配)ラン、大葉のトンボ草などの植物が目に見えて増えてきた。里山歩きがますます楽しくなる。

雨脚が強くなったので、近くの公園に避難した。古民家で地域の子供会の行事が行われていて、雨宿りに入った私達にまで、とん汁を振舞ってくれた。(じつに美味しかったです!) 持参していたおにぎりも一緒に食べたのでおなかがいっぱいになった。

午後友人達と別れた後、近所のスーパーに買い物に寄った。ちょうど餅つきの最中で、希望者に無料で振舞ってくれた。あんころ、黄な粉、からみ・・・どれでもOKという。

さあこまった。どうしよう、おなかはもういっぱい。でもつきたてのお餅の誘惑は大きい。特に粒餡は私の大好物なのだ!

私はどうもこの種の誘惑に弱い。いつの間にかそばに用意されていたテントの中であんころ餅に舌鼓を打っていた。幸せな気分だった。

しかしさすがの私も、夕食はおかずだけにして、ご飯は口にしなかった。

色々あったが平和な一日だった。 

今は新型ウイルスのニュース無しには夜も日も明けぬというご時世だが、60年余風邪にもインフルエンザにも負けずに生きながらえてきた私としては、いまさらジタバタする気も起きず、のんびりと日々過ごしている。

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