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2005/11/26

けんちゃんへの返事 続

 前回のけんちゃんへの返事で、私の今時点でのブログ観を書きました。インターネットのなかで、一般人が気楽に使えるツールという意味で、掲示板なども含めました。まだ始めてから一年余の新参者の分際で、というお叱りはあるかもしれませんが、逆に、まだ新鮮な視点が錆びていないという長所もあるかなと、あえて書いてみました。

 今回は、けんちゃんブログで印象に残った、二点目について書きたいと思います。

 昨年の「安田純平さんイラク現地報告会」は、11月6日に開催されました。僅か1年前のことですが、随分昔のように思われます。日本全体がなにやら大きく変わったように思います。イラクのことも遠い話になりました。

 これはけんちゃん氏の感想ですが、私自身も同感です。これは “熱しやすくさめやすい” といわれる日本人の性質から一部は来るものかもしれません。しかし多くは、関心が自分のことに集中し、他人の不幸にきわめて鈍感になっている今の日本人の反映なのかもしれません。

 昨今、大手を振って使われる “国益” にしても、本当に、深く、広く、長期にわたって考えられて使われているとは思えません。“長いものには巻かれろ” 的、スネ夫流 処世術に過ぎないように感じられます。

 イラク 人質問題の時も、ビックリするような人質非難の大合唱がインターネットを駆け巡りました。結果としては “安宅の関” 的幸運で、3人は無事戻れたのですが、3人の心の傷は未だ残っているのではないでしょうか。

 私の個人的意見としては、当時の戦火の未だ残るイラクに、何の罪もないのに傷つけられた多くの人々に何かしてあげられないかという、やむにやまれぬ気持ちで飛び込んで行った若者の存在に、救われた思いがしました。諸手を上げて応援したいと思いました。

 しかし一方で、彼らに共感するが故に、彼らの命が危険にさらされるのを恐れました。余りに危険な地に、近付かないで!この二つの気持ちの間で揺れ動いていました。

 今、イラクに曲りなりにも平和が訪れつつあります。正当な理由なく他国に軍事行動を仕掛けた側に、加担した国として、イラク復興に何ができるのか、これからが国も、国民も試されるのではないでしょうか。

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