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2006/01/13

オカトラノオ

          okatoranoo

 これは、昨年の我が家の庭に咲いたオカトラノオ(岡虎の尾)の写真です。例年になく見事に咲きました。それで嬉しくて、今回出版した本の表紙に使いました。

 息子に言わせると、“重度の植物オタク”の私にとっても、この花には特別な思い入れがあります。ここに移ってきて20年近く経ちますが、当時近くの里山を歩くと、梅雨の合間、そう、太陽光線の最も強い頃、清楚な白い花が周囲のみずみずしい緑にはえて、はっとするぐらいきれいに感じられました。虎の尾というより私には、鶴がそこに群れているように感じられました。

 当時、数本庭に移植したのですが、これが実は、意外とたくましく、今では庭の中で日当たりのいい場所すべてに広がり、本家をしのいで見事な花を見せてくれています。この花は、種もつけるのですが、実際には地下茎を伸ばして増えています。切り取った枝をプランターなどに挿しておくと根を出すので、自然の中では、強風や動物に踏まれて倒されても、地面に接した所から又根を出して再生していくのでしょう。転んでもただでは起きないという、気の弱い私などは、お手本にしたい植物です。

 オカトラノオは、春の初め直径5ミリほどの、筍の頭の先を取り除いたような芽を出し、そのまますくすくと伸び、初夏、先端に小さな細長い花芽をつけます。これが10センチぐらいに伸びた時、下の方から順序良く小さな花を開いていくのですが、この時期にはローソクのように見えます。開花が花序の中ごろに達すると、この尾っぽとも、鶴の頭とも言える形になりますが、この時期が私は一番好きです。雨の日や、曇った日の朝には、この時期でもローソク状態の時もあります。

 オカトラノオの仲間に沼トラノオがありますが、この花はずっとローソク状態なのは、水辺に咲くので水分の供給が十分なためでしょうか。

 この冬は、寒波と雨不足が続いています。野菜も値上がりしています。今年のオカトラノオは、どんな花を見せてくれるのか一寸心配です。

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  また、全国の本屋さんの店頭で注文すれば取り寄せてくれます。

 

 

 

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