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2006/01/19

ライブドアショック

 ここ数日、ライブドアショックで株式市場が揺れている。日本のみならず、海外にまで影響が現れているという事実に、改めて世界のなかでの、日本の存在感にひそかに驚いたり、責任の重さを見た思いだ。

 事件そのものは、新興企業が業態の拡大を急ぐ余り、ルール違反をしたかどうかという事だろうが、2日間で日経平均株価が1000円近くも急落した事実に、株の世界の現状をかいまみられた気がした。

 ネットで、デイトレードをしている多くの、個人投資家にとって、特に信用取引をしている者にとって、予想外の急落ほど恐ろしいものは無いだろう。資金が潤沢にあるわけでもないし、情報は限られている。更なる損失を防ぐため、また万やむを得ず、持ち株を手放さざるを得なくなる。売りが売りを呼ぶ構図である。そうして、個人の零細投資家が手痛い損失に沈む中、大手の投資家が現れ、落ちきった株価をおもむろに拾っていく。

 かってバブルの崩壊過程でいやというほど見せ付けられた構図を、久しぶりに思い出させられた。こうして世界の工場と自他共に豪語していた、日本の優良企業のほとんどの大株主は、日本資本から、海外金融資本にかなりの割合で置き換わっていった。

 今回の事件の裏に、そこまでの意図的なものは感じられないが、マスコミの右往左往ぶりに個人投資家が振り回されている事実に胸が痛む。冷静に対処して欲しいと思う。

 

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