« 白馬岳散策 | トップページ | 看板倒れが多すぎます »

2006/08/14

ご近所の散策

 毎日暑い。梅雨がなかなか明けない時は、野菜が高くなるのどうのと文句を言っていたのに、いざ夏本番になると、暑い!暑い!と文句ばかり。人間て勝手な生き物だ。

とはいっても、こう暑いとブログの更新意欲もなくなり、最近こっている「数独」なんかを解いて櫃まぶしじゃなくて、暇つぶしをしている。

今日は珍しく5時半頃目が覚めた。もう一眠りしようかとも思ったが、外は未だ涼しそうなので、久しぶりに散歩に出ることにした。簡単に朝食を済ませると、ペットボトルに麦茶を補充し、日傘とデジカメを手に家を出た。

涼しい!まるで高原のリゾートに来た気分だ。

Tuyukusa しばらく見ないうちに、道端の花々の顔ぶれも変わっていた。Hagiヒルガオ(昼顔)、ツユクサ(露草)、ヤブガラシ(藪枯らし)、ワルナスビ(悪茄子)、イヌタデ(犬蓼…アカマンマ)、ハギ(萩)・・・・・。栗の木には可愛らしいイガが顔を出し、柿の実もかなり大きくなっていた。いつの間にか秋もそこまで来ているようだ。

中でも、高砂ユリがあちらこちらで咲きだしているのが目についた。植物は花が咲いて、始めてその存在に気づく事が多い。高砂ユリも春先の芽出しの時期には、目に付くが後は気にとめることもない。特に夏の暑さの中で完全に忘れている。それだけにある日すくっと伸びた茎の先端に数輪の花が開いたのを見つけたときは、感動がジワッと湧き出てくる。

Takasagoyuri 高砂ユリは、台湾から1924年に観賞用に導入されたという。丈夫で、種子の発芽した年から開花することもあり、今では各地に野生化しているという。

我が家の庭にも毎年、数本が花を咲かせてくれる。特に植えたわけでもない。風が運んでくれたのだろう。始めて花が咲いたときはうれしくて、翌年はユリの花園になるのを期待して庭中に種をまいた。しかし次の年も数本の花が見られただけだった。自然界には種子を食料としている生き物がたくさんいることを実感した。そういえば、スズメやムクドリが群れを成して地面をつついている姿は良く見かける。彼らにとっての種子の大きさは、人間にとっては、ミカンや柿ぐらいの感じかもしれない。そう簡単には見逃されないのだろう。

1時間ほど歩くうちにうっすらと汗をかいてしまった。今日も暑くなりそうだ。家に帰ると息子が洗面所で顔を洗っていた。

“何処行ってたの?”

“近所、散歩してきたのよ”

“ああそう、ご老人のいわゆる徘徊ってやつね”

いくつになっても減らず口ばかり達者だ。せっかくの朝のすがすがしさも台無しである。

|

« 白馬岳散策 | トップページ | 看板倒れが多すぎます »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ご近所の散策:

« 白馬岳散策 | トップページ | 看板倒れが多すぎます »