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2006/10/25

デイープ薬物疑惑といじめ問題

コメントへの返事大変遅れて申し訳ありません。海外での出来事でもあり、事実をちゃんと確認した上で自分自身の考えをまとめたいと思ったためです。

 現在までに明らかになった事は、フランス側の薬剤投与をめぐる諸事情を、日本側の関係者が十分に把握していなかったというコミニュケーションギャップ(理解不足)に在ったようですね。

当初まさかとは思っても、いずれかの悪意が介在している可能性も有り得るため寂しい気持ちになっていたので、ほっとしました。

 しかし不満は残ります。100パーセント周囲の人間の不注意から起こったミスです。ディープインパクトは動物なので、この間のごたごたを知ることもなく、実害はなかったと思いますが、これが人間の子供だったらどうでしょうか。

 

 守ってあげるべき周囲の不注意により、子供が傷つき、最悪の場合命までなくする。昨今の、幼児虐待や学校でのいじめ問題の報道に接するたびに感じる、やりきれなさ、怒りと底では繋がる問題だと思います。

 先日、NHKテレビで赤ちゃんの成長過程が放映されていました。多くの可能性を秘めた新生児が母親(育児担当者)を中心とする周囲とのコミュニケーション(やりとり)の中から、これから生きていく上でのスキル(技術)を取捨選択していくという内容でした。

 これが義務教育課程になっても基本は変わらないと思います。学校での教師は、子供の価値基準を形成していく上で重要な役割を担っていると思います。知識の習得だけならわざわざ学校まで行かなくても、他にいくらでも習得の方法はあります。集団のなかでいかに互いに尊重し思いやりを持って生きていくかの基礎訓練こそが、学校教育の要とさえいえると思います。

 子供を、一人の人格を持った存在として尊重することに異議はありません。しかし未だ成長過程にあり、保護と教育が必要です。学校内でのいじめが原因で死を選ぶまでに追いつめられた生徒の存在は、教師とそれを取り巻く社会の責任放棄を示す以外の何者でもないと思います。


追記   初稿で“子供を、一人の人格を持った存在として尊重することに意義はありません”と転換ミスをしていました。読者の指摘で気が付きました。異議に訂正します。  

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