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2006/12/22

サザンカの仲間

Sazanka この季節の花といえばサザンカ(山茶花)だろう。


♪さざんかさざんか咲いた道、たき火だたき火だ落ち葉たき♪


幼い頃よく口ずさんだ歌も懐かしい。冬枯れで寂しい住宅地や公園、農家の庭先などで、赤や白、一重や八重咲きの花があたりにぱっと華やかさをかもし出している。

 一番良く見かける赤の八重(カンツバキ)が基本種だとずっと思っていたが、沖縄あたりで自生している白の一重咲きが日本の固有種の原型だという。私の好きな“富士の峰”という純白で八重咲きの品種も原種の白を受け継いでいるのだろう。

もともと花が少ない時期に咲き日本人の嗜好にも合ったのか、江戸時代初期から様々な品種改良が行われて50数種の品種が見られたという。今日では世界中で愛好され数百の品種があるらしい。

サザンカはツバキ科ツバキ属で仲間にヤブツバキとチャがある。

ツバキ属は本来中国西南部が故郷で一帯には150種が分布しているという。暖帯、亜熱帯モンスーン地帯、いわゆる照葉樹林帯を代表する樹木である。日本の場合、暖流の影響でかなり北まで海岸線に沿って自生地が伸びているようだ。

 ツバキの仲間は普通、観賞用として珍重されているが、油の原料としても貴重なものが多い。材も緻密で各種の器具類に用いられている。チャ(茶)の飲料としての重要性はいうまでもないであろう。



 参考   植物の分類を簡単に紹介したい。


      科 > 属 > 種 > 品種 


 ツバキ科>ツバキ属>サザンカ>カンツバキ(寒椿)、フジノミネ(富士の峰)


 ツバキ科>ツバキ属>ヤブツバキ>ユキツバキ(雪椿)、ワビスケ(侘助)


 ツバキ科>ツバキ属>チャ  >シネンシス(緑茶系)、アッサミカ(紅茶系)


 バラ科 >リンゴ属>リンゴ >フジ(富士)、ツガル(津軽)、コウギョク(紅玉)


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