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2007/10/22

豚は太らせて食え!

これはある政府関係者から発せられた言葉であるという。当初は外資系ファンドの関係者による発言かなと思いきや、w金融相の発言と聞いて言葉を失った。日本株が、少し持ち直してきたので出てきた証券優遇制廃止の動きを、時期尚早とけん制する立場からの発言という。w氏は、日本の経済オンチの政治家の中では、比較的経済に明るいと目されている方だけに、日本株の前途に暗澹たる気持ちを抱かされた。

 これは、日本株の置かれている現状を分かりやすく示しているのだろう。株の世界は、一部の金の亡者が集まる汚い世界。卑しくも、高潔なる政治家が近寄る場所ではなく、生かさず殺さず隔離しておけばよい。たまに利が乗れば税金で搾り取ればいい。

封建時代の、世襲の殿様の世迷いごとならいざ知らず、少なくとも資本主義社会の一員を自認している国の政治家としては信じられない認識である。

 株は豚なのか!せめて乳牛と認識できないのか。本当は国土を守ってくれる森林なのだという認識を望めなくても・・・・。

日本の社会のかなりの部分は、社会の多くの方々からの金銭的バックアップを得て株式会社という仕組みで成り立っている。そうして支えられた会社は、利益を社会に還元し、更に社会は会社を支えるという循環がうまくいく事が前提として成り立っている。

しかし現在の日本では、この前提が崩れかけている。株が社会から切り離され、会社が狩猟の対象として売買されている。企業努力とは関係ないところで株価が操作され、暴落を繰り返している日本株を所有することに、日本人自身が怖気づいている。そうした結果、世界でも有数の技術力を誇り、営々と築き上げてきた日本の企業の多くは外資にもてあそばれる結果となっている。

自分達の大切にすべきものは、自分達で守るしかない。優秀な企業の株はその一つだと思う。個々人の判断で、日本に必要と思う企業の株を一つでも二つでも長期に保有して、外資にかき回される事なく、日本の産業を守り育てたい。外国旅行を一回我慢し、ブランド品の購入を一つ我慢すればいいことなのだから・・・・・。

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