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2008/02/04

ワトソン君、これは事件だね!

先週の木曜日以来、日本は中国、冷凍餃子、中毒という言葉で溢れかえった。テレビ、新聞、インターネット、・・・日本中が毒餃子UFOの大襲来を受けて死活の瀬戸際ともいわんばかりの騒ぎだった。私も例外でなく、冷蔵庫の中身を検査して件(くだん)の中国餃子がなかったのでほっとした。

マスコミはここぞとばかり中国非難の大合唱。中国野菜の農薬漬け、加工工程の不衛生、仕事のいい加減さ、有ること無いこと言いたい放題の様相を呈した。

悪口の主体はいくつかのタイプに分類できた。

1、 戦前の軍国主義教育の下、アジア蔑視思想で洗脳された世代からの発言。

2、 敗戦とその後に続いた占領統治下に於ける、宗主国(アメリカ)の価値観の刷り込みの残滓。

3、 空気読み世代の付和雷同。

この間救いだったのは、検察当局の冷静な捜査の進展と、それを逐一報道したマスコミの姿勢だった。始めどちらかというと、ずさんな衛生管理によるミスという感じで始まった餃子騒動だったが、今は第二段階目、何らかの意図を持った複数の人間による事件という輪郭が浮かび上がってきた。今後の解明が果たして何処まで進められるのか。

冒頭の言葉はかの名探偵シャーロック・ホームズのものだが、彼なら今頃問題の毒入り餃子が販売されていた店の、冷凍食品売り場の監視カメラの映像を前に、手に注射器様のものを持ち周囲を気にしながら不審な動きをしている人物を目を皿のようにして探しているかもしれない。あるいは、闇の組織のボスに命を狙われる危険にさらされているのだろうか。 

こうした卑劣な犯罪は今後も発生する事は十分に予想される。対象は今回は中国製だったが、韓国のキムチで起こる事も、オーストラリアの牛肉で起こる事も、はたまた国産ブランド食品で起こる事もありえよう。

それらに対処するには、食べ物を口にする時は、色や匂い、味に少しでも異常を感じた時は、絶対に口に入れない事、口に入れてしまった時は直ぐに吐き出す事といった基本に忠実である事が、身を守る一番の知恵のように思われる。

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