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2008/05/05

ツツジの季節

 息子からメールが来た。本文は無く、いきなり鮮やかなピンクの三つ葉ツツジ群落の写真。百名山踏破中の息子が連休を利用して出かけた赤城山から送ってきたものだ。

そういえば、昔私が登った時も、つつじがきれいだった。しかしあの時見たつつじは、赤みの濃い橙色の山ツツジだったような気がする。

携帯で問い合わせたところ、赤城山の山頂には未だ雪が残っていて、前日麓でキャンプした時も寒かったという。私が以前行ったのは、きっともう少し時期的に遅かったのだろう。

Mitubatutuji_2 先日登った陣馬山でも、三つ葉ツツジがきれいだった。この日は20年ぶりに高尾山まで縦走してみたのだが、ところどころでこのツツジの歓迎を受けた。何回もへこたれそうになる私の応援をしていてくれる気がして嬉しかった。

しかしわが町の里山は、いま山ツツジが真っ盛りである。淡い緑に染め上げられていく雑木林のあちこちに赤みが勝った橙色(緋色)が点在する。昔美術の時間に、赤と緑は補色関係だと聞いた事があるが、本当に良く目立つ。これに時々のキジとウグイスの鳴き声を配したら、立夏の情景として申し分ない。

この季節、何処に行ってもツツジが目に付く。道路の両端、公園の植栽、家々の庭・・・赤、白、橙、ピンク、紫、黄色・・・実に様々なツツジにお目にかかれる。

万葉の昔から日本人に愛され、江戸時代にはクルメツツジ一種にさえ700もの園芸品種があったという。もともと酸性土壌を好むため、火山灰の影響のある日本の土壌に適していたのかもしれない。

中国名を躑躅というが、これは多くのツツジの茎や葉、花に含まれる毒物に当たって、羊などがよろける様子を形容した言葉という。ツツジが美しいのに各地に群生地があるのは、家畜や鹿などの食用にむかないという、この特性が幸いしたのかもしれない。

奈良公園の馬酔木や北海道の鈴蘭のように・・・・・。

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