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2008/08/10

北京オリンピック開幕!

 なんだかんだいわれていたが、とてもいい開幕式だったと思う。

1.天気がまあまあだった。朝からずっと曇り空で、東京は度々ゲリラ豪雨に悩まされていたので、北京の会場もいつ豪雨に襲われるのか気がかりだった。しかし天が味方したようだ。しかしこれはのちに、主催者側の戦術的勝利である事が判明した。1000発余のアメフラシミサイルによって、事前に周囲に大雨を誘発し、会場を集中豪雨から守ったという。

火薬の発明が武器の発達に向かわず、花火という民衆の娯楽に花開いたお国柄らしいと思った。

2.平穏に行われた。心配されていたテロもなく、無事終了した。これは、中国の政府から、一般庶民のボランティアにいたる広範な人々による、平和の祭典を暴力から守るという熱意が結集した成果だろう。それにつけても一部マスコミに見られる、ことさら不安を穿り出して選手の集中力を妨げる姿勢には疑問を感じる。

1,2に関しては、今後オリンピック期間中ずっと主催者側は大変な労力と神経を使われると思うが、選手の皆さんが最良の状態で自分の力を出し切れるよう私達もかげながら応援を続けていきたいと思う。

3.内容がよかった。

総指揮は張芸謀という。古井戸、初恋のきた道、HEROなどそのたびに作風のガラット違う、時代の息吹を斬新な映像で表現する数々の映画を見ていたので期待はあった。しかし個人の才能と民族の潜在力が一致した時、これほどの壮大で感動的な祭典を演出できるのかと圧倒された。

まずは場内に設置された膨大な数の太鼓。そもそも祭りの太鼓は私自身大好きである。身体の芯から生命力が目覚めてくるような力強い振動。それは赤ん坊が胎内で聞く母親の心拍に重なるものだと聞いた事がある。テレビからは音そのものは余り伝わらなかったが、現場にいたら感じられる迫力は十分想像できた。

太鼓で表現されていた白黒のモザイクの動きは、コンピューターの動きを暗示していたのだろうか。

漢字の誕生進化。竹簡から紙、活版印刷、羅針盤の発明、・・・・。現代文明を支えている人類の多くの技術。悠久の歴史の中で輩出した多くの先人による人類の英知を受け継ぎ発展させてきた歴史の紹介。

また随所に顔を出す子供達の天真爛漫な笑顔は、子供を大切にする中国人ならずとも思わず心が和まされた。子供は未来の希望である。

メインの選手団入場。中国の漢字表記による、画数順。新鮮だった。独自の文化を受け継ぎ、新しい地平線を目指そうとしている主催者の矜持が伝わってきた。

それにしても今のところ、日本人選手の活躍がいまいちである。選手の皆さんは今まで十分な努力を重ねてきたと思う。世界のトップアスリートの戦いに勝利するために、あとは選手が集中して実力を出せるよう周囲が見守る事に尽きると思う。がんばれ、日本!

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