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2008/08/04

夏風邪を引きました  続

 夏風邪を引くやつは馬鹿だ!本当にそう思う・・・。私は今回、風邪をひくべくしてひいてしまった、しかも二連続でやらかしてしまったのだ。

 原因はほんの些細な気の緩みだった。

 一週間ほど前のこと、余りの暑さに昼寝の時、扇風機をつけたままベッドに横になっていた。しばらくしたら止めるつもりだった。私にとって寝ながら扇風機を使うのはタブーだった。幼い頃、扇風機をつけっぱなしで寝た人が死んだという話を聞いた事があり、それ以来絶対にしてはいけないことの一つとして頭に刻み込まれていたのだ。それがうかつにもそのまま寝てしまい、目が覚めたのは夕方だった。

 しまった!しかしその後何事もなかった。なんだ、たいした事ないじゃないか。

 しかし翌日、私の声はだみ声に変わっていた。午後になると話しているうちに咳き込むようになってきた。夜には腰、両足が痛みだした。動かしても、じっとしていても何しろ痛い。こんな時、人は神仏に祈るのかも知れない。そのうちに短い眠りに着く。それを何度か繰り返しているうちに朝になった。今考えると、これは身体からの警報だったのかもしれない。この時点でもう少し注意していればその後の事態は避けられていたのだろう。

 新聞配達のバイクの音、小鳥のにぎやかな囀り、蝉の声・・・・結構にぎやかだ。いつまでも横になっていても安眠できるわけでもないので、少し早かったが起きだして、近所の散歩に出かけた。早朝の空気はひんやりとして気持ちがいい。一回りして戻ってきたが、全身の懈怠感とだみ声は変わらず、今度は何を食べても味がしなくなった。食欲も見る見る落ちる。無理に口に押し込み、何とか飲み込むという感じである。

 まあこんな状態も明日にでもなれば直ると大して気にしないで、だらだらと過ごして夜になった。いつもどおりのんびりとぬる目の風呂に入ると汗がドバッと吹き出てくる。余りに暑いので、窓を開けたまま涼風に当たっていた。汗が収まったら、窓を閉めて眠りに就く算段だった。

 ああ、それなのに私は又も、決定的ミスを犯してしまった。一寸横になったつもりが、そのままぐっすり・・・・・。

 夜半、ひんやりとした冷気に目が覚めた。外では激しい雷雨の音。まるで滝のようなすさまじさである。私は慌てて飛び起きると窓を閉めた。身体はすっかり冷えきっていた。・・・・・これで私の風邪の重篤化は決定的になった。

 これに続く毎日は、風邪の“定食”が濃厚なフルコースに変更された感じだった。咳、痰(時に膿や血も混入)、鼻水、声もかすれて、息をするとフューフュー妙なオトがする。身体、特に脚の耐え難い痛み、・・・・。 

それにしても今回ほど、風邪と“風”の因果関係を身に染みて感じた事はなかった。

風とは冷気と考えてもいいだろう。邪とは身体に害となる働きである。身体を冷やすという事は、本来生き物にとって危険な行為なのだろう。これが冬季とか、寒冷地の場合は言われなくても用心するのだが、夏など一般的に暑い状態なのでツイ油断してしまう。特に明らかな寒さなら気がつくのだが、“低温火傷”のようにジワッと効いてくる場合など見逃してしまうことも多い。冷房病などもその一つなのだろう。

 今回はどうやら、扇風機をつけっぱなしで寝て死んでしまった人列伝に名前を連ねなくて済んだようだが、危険水域に近づいていたような気もする。

久しぶりに身の回りを眺めてみた。庭の片隅の水槽の中では、5ミリほどのメダカの赤ちゃんSemi が卵からかえって元気に泳いでいる。昨日は窓辺で蟻にたかられていた蝉の幼虫を助け出し、カーテンに止まらせていたら夜半脱皮して白っぽい蝉が出てきた。朝には普通のアブラゼミに変身していて、窓を開けると勢い良く外に飛んで行った。

まだまだ暑いが、暦の上では立秋が近い。

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