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2008/10/09

株価大暴落

 株が暴落している。一日で日経1000円近い下げである。ニュースでは大騒ぎしているが、私は今回はいたって冷静である。あまり株を持っていないので実害がほとんど無いというのが最大の理由かもしれないが、以前強烈な暴落を身をもって体験した経験があるためかもしれない。(2005.8.30のブログ参照)

 1989年は日本の土地バブルの頂点であり、日経は年末4万円に届かんとしていた。それから2年余のうちに1万数千円まで転がり落ちていった。国際金融資本による空売りが繰り返され、マスコミでは日本の会社の後進性が喧伝され続けた。そして気がついた時には、世界に冠たる技術力を持つ多くの会社の大株主の座は外資に占拠されていた。

 日本の優良企業の性格は一変した。社員は消耗品とみなされ、大株主に利益を差し出す装置に代わっていった。役員の高額報酬、株主への高配当。その一方で社員には長時間労働、契約社員の多用、福祉の削減等々を押し付けた。“グローバル企業”の誕生である。

 そして今、事態は一変した。歴史の巻き戻しを見ている感じで感慨深い。行き過ぎた金融バブルの崩壊により、金融資本が日本の会社から資金を引き上げている。世界中の投資家からファンドを解約され換金を迫られているためである。

 専門家によると11月の換金がさし迫っているという。それを含めあと数ヶ月は換金売りが続くものと予想されるという。実際には何回も戻りがはさまれ、為替も実態以上の円高にふれつつより高く売り抜ける努力がなされるのだろう。

 今海外を含め多くの余裕資金を持つ投資家は、日本の株価が底を打つのをじっと見守っていると思う。この千載一遇の機会を日本人は絶対に見逃すべきでないと思う。日本にとって(世界にとって、地球にとって)必要な会社の株を買おう!そうして日本の企業を応援しませんか。

以前農家では女の子が生まれると庭に一本の桐の木を植え、女の子が成人する頃、その桐の木で嫁入り道具を作ったという。これくらいの長期的視野で優良企業の株を持ち、成長を見守っていけたらいいと思うのですが・・・・。

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