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2008/12/04

猫バス

 立川から多摩モノレールに時々乗る事がある。市街地の上を滑らかに走りぬける。たまには上から目線で街を眺めるのも悪くない。右手遠くに丹沢山系や富士山を眺めながら多摩丘陵に入っていく。高幡不動辺りから、雑木林が増え多摩動物公園周辺はもう『となりのトトロ』の猫バスに乗ったサツキやメイ気分に浸れる。

Konara  今年はコナラの黄葉が美しい。時々モミジの赤やイチョウの黄色が彩りを添える。数年前は黄褐色から赤まで様々なケヤキの紅葉に目を見張った記憶があるが、今年はさっぱりで早々とくすんだ茶色になってしまった。例年一枚の葉で五色の模様を描き出して楽しませてくれる桜も今年は木が枯れそうなのかと心配になるほど早くから茶褐色に枯れて落葉してしまった。それだけにコナラの黄葉は心に染みる。

 そもそも関東平野は気候的には照葉樹林帯に属するのに、縄文、弥生時代からつい最近までずっと多くの雑木林でコナラの仲間が主要樹として大事に育てられてきたようだ。コナラの黄葉にひときわ愛着を感じるのも歴史的背景があってのことかもしれない。

 猫バス気分を充分楽しんだ頃、終点多摩センターに着く。少し歩くと京王、小田急駅前に出るが、ここが今や知る人ぞ知る夜景の名所となっているという。

 点灯まで時間があれば、少し離れた中央公園をぶらついてみるのもいい。広いわりに人が少ない。Daria昨日は池のほとりの皇帝ダリアが一寸旬を過ぎていたがきれいだった。名前に似合わず薄ピンクの花は繊細に見えた。

 辺りが暗くなる頃クスノキの大木の並木に点灯する明かりは幻想的である。日本離れした広い遊歩道に点在する動物のイルミネーションやキテイちゃん人形も可愛らしい。あちこちで子供の歓声が響き、なごやかな夢空間がかもし出される。

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