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2009/02/19

世界らん展

Ran 世界らん展に行ってきた。数年前シンビジュームにはまって以来私の年中行事になっている。あの広い東京ドームがランに埋め尽くされるのである。部屋に一鉢あるだけで、華やぎをかもし出してくれる花々が、球場を埋め尽くしているのである。これを見逃す手はない!

 毎年コンセプトが少し変わるようで、今年はより珍しいもの、原種に近いものが多かった気がする。私などは何を見ても、もう感心して見とれてしまうが数時間見ているとさすが、花以外にも関心が向いていく。

 人だかりしているので覗いてみるとランの育てかたを教えてくれていた。

“・・・ランのバルブは、らくだのこぶのようなものです。その中に水をためて、渇水期を生き残るために発達してきたもので、原産地はたまに降る大雨の後は、長い間乾燥が続くところです。ところが大切にする余り、水を遣り過ぎて根腐れを起こす方が多いようです。又肥料もきわめて少量でよく、これまたあげすぎて枯らしてしまうケースを良く見かけます。・・・・”何だか耳が痛かった。

芳香のあるランを集めている一角があった。

“あんまりにおわないわねえ

“年のせいかしら

“たくさんの人がかぐので、匂いが皆吸い取られたんじゃない

“香りは朝方、特に咲き始めが強いんですよ

 袖振り合うも他生の縁、見ず知らずの人が言葉を交わし又散っていく。美しい花の中にいるShunran と皆ゆったりした気分になれる。

 観覧席が休憩席になっているので、しばらく休んだ。後ろの席からにぎやかなおしゃべりが聞こえてくる。

“N大臣のニュース見た?何度見ても大笑いしちゃうわね!

“頭はいいみたいだけど教育ママに育てられたお坊ちゃんみたいね

 “Kさん去年の秋で株大損したらしいわよ。もう当分塩漬けですって

 “Mさんは、以前のはそのままにして、新しく買ってるらしいわ

 “私のも、いつ買値に戻るのやら。もどらなきやそのまま息子にあげることになるだけだけど

話は、その後も旅行の話、化粧品の品定めと延々と続く。日本のおばさんは元気である。百年に一度の危機なんか何処吹く風、日本も何とかなるだろう!

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