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2009/04/23

近畿葉桜紀行

 何も好んで葉桜を見に行ったわけではない。最初の計画では吉野の桜を満喫して、大阪の造幣局桜の通り抜けを見て、時間があったら鳴門の渦潮に行く予定だった。しかし今年の桜前線は駆け足で北上したため、行く先々で葉桜見物という事になってしまった。

新横浜からのぞみで2時間余、新大阪は意外と近かった。金曜日の朝出発したので自由席でもがらがら。山側を見たり、海沿いに移動したり、久しぶりの新幹線の旅を楽しんだ。

ミカン畑が増えてきたから静岡だな、湖が多いから浜松か・・・。名古屋周辺はしゃれたビルが増えたな・・・でも今は不景気で大変なんだろうな。・・・近畿地方の畑にはレンゲが多いな、ピンクのじゅうたんのようだ・・・。車窓からの風景に色々反応しているうちに新大阪についてしまった。

大阪の街に出てまず気が付いたのが、エスカレーターで一方を歩き続けるせっかちさは東京と変わらないのだが、移動が左側である事だった。本来どっちでもいいことなのだが、東京と逆なので初めのうちは戸惑った。周囲の話し言葉が関西弁なのも新鮮だった。テレビで聞きなれてはいるが、周りの人が普通にしゃべっているのはそれなりにインパクトがある。

天気が崩れるというので予定を変えて、1日目は大阪見物にした。通り抜けでは、お花見気分を充分に味わえた。延々と続く八重の桜並木、少し花の旬を過ぎてはいたが種類の多さには圧倒される。人が多いので交通整理の人が声をからして誘導している。天気は持ち直して眠くなるような暖かさ。大川沿いは屋台が並び、弁当を開く人で埋まっている。何を食べようか迷ったが、結局たこ焼きにした。

Suirikubasu 食後は遊覧船からの新緑を楽しむ。桜もいいが、この時期の新緑の美しさはたとえようがない。とくにクスノキの千変万化の色合いは見るほどに引き込まれる。途中水陸両用バスを目にしたが、いつか乗ってみたいと思った。30分弱の乗船だったが、春化粧の大川端を堪能できた。

船着場からしばらく歩くと大阪城に着く。20数年前、夏休みを利用して子供を連れてきた事があった。暑かったこともあり、だだっ広くてホコリっぽく、ただ疲れたという印象しかなかったが、緑豊かでみずみずしい公園に一変していた。大阪の中心を形成しているのだろうか、周辺にはしゃれたビルが多い。

城そのものも、最近は大河ドラマや映画で戦記物に触れているせいか、具体的イメージで迫ってOosakajyou_2きた。建設当初の築城技術は日本の戦国時代の粋を集めたものだったのだろう。五階まではエレベーターだったが、後は階段を昇るしかなかった。八階の展望台から大阪市内を眺めながら、こういう城に暮らすのも骨が折れる事だと、平和な世の平民に生まれた事をつくづくありがたく思った。          

                       続く

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