« 桜が満開です! | トップページ | 近畿葉桜紀行 »

2009/04/16

今歴史の目撃者になった!

 レッドクリフPartⅠを見て以来、首を長くして待つ事半年、やっとPartⅡが公開された。封切り日に駆けつけたいぐらいだったがそうもいかず、落ち着いて見れる平日の午前の部を見に行った。

 いくら原作を読んだ事がない私でも、幾つかのエピソードや結果は知っている。それでも見ようという気持ちは変わらなかった。数日前にPartⅠがテレビで放映されていた。映画館で見ていたのだが再度見た。記憶を活性化させておきたかったのだ。

 80万人の曹操軍を前にして、呉の孫権と劉備軍5万人の運命は風前の灯だった。2000の軍船が押し寄せれば、江南の地は阿鼻叫喚の地獄絵と化しただろう。

 その絶体絶命のピンチを冷静な現状分析と、天候の一瞬の変化を見逃さずに利用して、勝利に導いた孔明と周瑜の英知には圧倒される。

 次々と船を飲み込む炎、様々な当時の最新兵器、その中で勇猛果敢に活躍する武将達。圧倒的戦闘場面なのだが、意外と殺伐さや悲壮さを感じなかった。ある意味、前半で登場した蹴鞠(サッカー)の試合にも重なるようなさわやか感さえ残ったのは何故なのだろう。

 私の中では曹操は憎むべき悪の象徴だった。これは勧善懲悪的色彩の濃い三国志演義の影響が強いと思う。しかしこの映画ではなかなか含蓄ある名将としても描かれている。史実では政治的にも、文才にも秀でた人物だったらしい。

 そう、この映画は単なる勧善懲悪の物語とすることなく、今から1800年前、江南の地、赤壁で起こった歴史的事実を現代の私達にも分かりやすく再現してくれたのだ!その事実から私達が何を学ぶかは、私たち自身の問題なのだろう。

 闘いが終わり美しい江南の山河のもと、孔明(27歳)を周瑜(33歳)と小喬が見送る。若き英雄達がまぶしいくらいに輝いて見えた。

|

« 桜が満開です! | トップページ | 近畿葉桜紀行 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今歴史の目撃者になった!:

« 桜が満開です! | トップページ | 近畿葉桜紀行 »