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2009/08/14

四川省の旅 2  

Ramakyou  バスで54キロ移動して五彩池に到着し、そこからは徒歩で歩く予定である。テレビで何度も見た石灰岩に刻まれた美しい棚田式の湖沼群。わくわくする一方でいつ高山病の症状が出てくるか、その時はどうしようと取り越し苦労が続く。

 しかしそんな心配も車窓の風景を見ているうちにすっかり忘れてしまった。

小雨にけぶる異郷の風景もなかなかいいものである。延々と続く高低差の激しい草原にはあちこちにヤクの群れが草を食み、極彩色の旗がひらめくラマ教ゆかりの施設や、チベット族の集落が視界に入ってきてはまた消えていく。

黄色やピンク、紫の花が咲き乱れているが何の花か分からない。

しばらく進むと道の両側で道路工事をやっている。ああ未だ地震の復旧が済んでいないのだな・・・、と勝手に考えていたら、そうではなかった。

一般に想像されているのと違って、九寨溝や黄竜など世界自然遺産に指定されている地域の地震の被害は殆んどなかったのだという。深刻な被害を受けたのは震源地の汶川などの、成都からの中間地点で、ずたずたに遮断された道路の復旧だけでもあと2年はかかるという。

そのために中国国内でも最も人気のあったこの地域への観光客が激減したという。例年この時期は学校の夏休み期間でもあり、13万人が押し寄せていたのに今年は3千人前後に激減したという。観光業が主な産業のこの地域には死活問題らしい。

確かに私達みたいに飛行機で来る手もある。しかし価格が高い、運行が不規則である、短時間で到着できるが故に徐々に高山に適応するメリットがない・・・などの理由で一般の中国人には敬遠されているらしい。

ガイドさん曰く、“秋の紅葉も美しいですよ。1020日前後が見ごろです。今年と来年がゆYasou っくり鑑賞できるチャンスです!“  

さて話を戻すと、そこかしこで行われていたのは観光客の増加に備えての道路拡張工事であった。多くの重機を見かけたが中国製に混じって、KOMATSUやHITACHIなどの名前を見たときには何となく嬉しかった。日本もガンバッテいるなと応援したくなる。

日本企業といえば、成都でのイト=ヨーカ堂の評判もすこぶる良かった。1997年に開業して以来の地道な努力が実ったのだろう。接客態度が良く、扱っている商品の品質に信頼が置けるということだった。

そういえば成都の空港に向かう道路端は、ベンツやヒュンダイと並んで日本の自動車メーカーの広告のオンパレードであった。今後どの社のどの車種が成都の人々の支持を獲得していくのだろう。

追記  前回の文中、東京から上海まで所要時間を2時間と書いてしまいましたが、3時間の誤りです。未だ時差ぼけが取れてなかったようです。

                                         続く

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