« ツワブキ | トップページ |  仕分けの季節 »

2009/11/27

必殺仕分け人登場!

 暗雲立ち込めた日本国の前途、国民の期待を背に我らが必殺仕分け人、颯爽と登場。

 毎日のセンセーショナルな賛否渦巻く報道、今まで国民の知りえなかったところで粛々と行われていた予算編成の実態が白日の下にさらされ、多くの国民は息を呑んでその展開を見つめていたのではないだろうか。

 私はというと、未だ発足間もない新政権の一挙手一投足にあれこれけちを付ける気もないので余り関心がなかった。しかし次々と削られる項目を見て少々心配になってきた。

 森林整備、農業振興、女性問題、教育問題・・・・・字面だけ見ていると当面必要な政策を狙い撃ちにしているのではないか、とさえ思えてくる。いくら予算が足りないからといって必要経費を削ってどうする気なのだろう・・・・。

実態を知りたいと思ったので、テレビのチャンネルを次々変え中継を見た。

さすが民主の期待のエース、仕分け人の舌鋒は鋭く歯切れがいい。問題にしているのは費用対効果であって、個々の事業の必要性を論じているのではない事。今までの実績から見て、予算の多くが中間搾取され本当に必要な現場に回るお金が極めて少なくなっているという指摘、もちろん本来必要かどうかのチェックも怠らない等。

対する予算要求側の答弁は歯切れが悪く、趣旨がいまいち伝わってこない。今まで数十年にわたる同一政権の下、一部の有力議員のご機嫌さえ取っておけば大体丸呑みされていたであろうぬるま湯から引きずり出されまごまごしているのだろうか。

要するに気迫が違う、戦う前に勝敗は決しているという感じである。

ここ数日は、日本の科学の将来を決するとばかりに、日本の知の殿堂の権威の揃い踏みである。しかし彼らの危惧はいまいちピントがずれている気がする。仕分け人も、日本の科学技術を育てたいという気持ちは決して彼ら権威に引けは取らないはずである。どのようにすればその目的に近づけるかという方法論の問題だろう。

第一ラウンドは終盤に近づいた。次に待たれるのは、中長期的視野にたった日本再生のプログラムであり、それをバックアップする地道な予算編成である。ここでずっこけたら、仕分け人の獅子奮迅の働きも報われないだろう。

|

« ツワブキ | トップページ |  仕分けの季節 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 必殺仕分け人登場!:

« ツワブキ | トップページ |  仕分けの季節 »