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2009/11/20

ツワブキ

Tuwabuki  午前中近所を散歩してみた。昨日の真冬を思わせる寒さから一変し、明るい日差しのもと陽だまりなどはほっとする暖かさだった。

 植え込みの根元や法面には今を盛りとツワブキの黄色の花が咲いていた。この季節花が少ない。特に在来種の草本性の花が急に減少していく中でひときわ目に付く。

以前伊豆の海で岩場に張り付くようにつややかな緑の葉が群生しているのを見た事があるが、本来はそういった暖かな海岸に多い植物だという。

しかし、街中でも結構植栽されているようで、花の少ないこの季節その存在に初めて気が付く事が多い。

ツワブキは昔から、葉柄を煮物やキャラブキなどにして食べ、全草が漢方薬や日本の民間薬でも利用されてきたようだ。

キャラブキといえば近縁のフキも材料として使われるようで一見似ているのだが、両者はなかなか賢い棲み分けをしている。

フキは日本全国の山野に広く自生している。常緑のツヤブキと違って冬は地上部は枯れるため葉が元気に栄養を作り出しているうちに開花し結実させなければならない。それにしても両極端である。

雪が消えた地面から顔をのぞかせるフキノトウ(ふきの蕾)は多くの日本人に春の訪れを最も身近に感じさせてくれる風物詩の一つとなっている。

ツワブキとフキ。両者キク科の草本植物、日本原産。

住む場所は海岸と山野、花の時期は晩秋と早春。ココまでお互い譲りあったら生存競争もなく平和であろう。自然の中には人間が学ぶべきお手本がまだまだあるようである。

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