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2010/02/26

妖精の舞

 こんなに緊張して競技の始まりを迎えた事はなかった。

 鈴木明子が会心のすべりをみせてくれた。大学入試準備中というフラットは明るいアメリカンスタイルで軽快に滑りきった。安藤美姫、ある意味一番ひやひやしながら見守った。やった、みごとにきめた!

 さあ、つぎは金妍児。浅田真央の最大のライバルであり、ショートでの高得点を考えると、何らかのミスでもないと真央の金はない・・・、こんな低レベルの雑念さえ浮かんでいた。

 しかし金妍児の演技は素晴らしかった。途中からこれが順位を争うスポーツ競技だということ忘れてしまった。この気持ちはその後競技者が変わってもずっと持続した。

 浅田真央は立派だったと思う。自分のスケートに対する思いを滑りきった。本人は色々不満もあったようだが、私達には充分フィギュアスケートの素晴らしさが伝わってきた。今後も応援したい。

 ロシェットのスベリには情感が込められていた。母を失った悲しみが昇華された美しさがあった。

 最後を締めくくった長洲未来も滑らかなハイレベルなスベリだった。

 本当に素晴らしい時間だった。銀板の舞、魂を揺らす芸術、感動のドキュメンタリードラマであった。

 選手の皆さん、有難う!

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2010/02/19

どこでもドア

 これはドラえもんのポケットの道具の中でも目玉の一つであり、そのドアを開けるといつでも好きなところに行けるという優れものである。現在は飛行機という似たような道具があり、私も先週は余りに寒い東京を脱出して南国の台湾に行ってきた。

 最近は海外旅行がとても手軽になってきた。アジア地域など、国内旅行より安かったりする。この際、硬くなった頭の柔軟体操をかねて、異文化体験も悪くない。

といっても台湾は日本と同質な部分も多く、気軽で楽しい避寒旅行だった。旅行報告はおいおいにするとして、冬季オリンピック開催日の翌日帰国したので、幾つかの雑感を書いてみたい。

上村愛子のモーグル4位は本人は当然だろうが、高校生のあどけない頃からずっと応援していた私達も残念だった。改めて勝負の世界の厳しさを感じた。

それだけにスピードスケート男子の銀・銅メダルは見事だった。橋本聖子団長も後輩の活躍にほっとしたことだろう。

ハーフパイプは、いかにも“日本的”なごたごたがあっただけに、かえって興味津々で見た。競技そのものが新鮮だったのだが、次々と目の前に展開される選手達のパフォーマンスに圧倒された。優勝したショーン・ホワイトというアメリカ選手も見事だったが、世界の強豪に伍して堂々と8,9位に食い込んだ日本選手もすごかった。

今後はフィギュアスケートの男子、女子が控えている。当分一喜一憂の毎日が続きそうだ。

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2010/02/12

お休みします。

今週はお休みします。

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2010/02/05

朝青龍引退・・・

 ココのところ、相撲界隈のニュースが続いた。

貴乃花が理事に立候補   懐かしい名前だ

当選           相撲界に新風が吹いたな

造反親方退職表明     何たる旧体質

退職撤回       相撲界も時代錯誤に気が付いたか

朝青龍引退     酒の上での小競り合いで相手に少々怪我をさせたらしい。スターがいなくなって相撲の人気はがた落ちだろうな

思えば朝青龍は、蒙古の大草原の匂いを全身に漂わせて異文化の中に飛び込み、ひたすら勝負の道を駆け抜けていった。その生き様に引かれ応援していた人も多かっただろう。それが“品格”という名の、わけの分からないヘドロに足をすくわれてしまったのかもしれない。

目黒の秋刀魚という落語がある。私達は殿様ではないが、食べたかったのは炭火で焼かれた油の滴る、焼け焦げが付いた秋刀魚だった。それをよってたかって、小骨を抜き皮をはぎ、内臓を取りさって目の前に出されたって食欲も何も出てこない。

これは何も秋刀魚だけに限らない。異質性を排除し、小さな閉じられた世界の安寧をひたすら追い求める世相の中から“龍馬”は出てこない。“駄馬”の大量生産である。スポーツの世界も、政治の世界も同じであろう。

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