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2010/04/02

台湾旅行 4

台東を過ぎ花連に向かう。右手には何処までも続く太平洋の大海原が続き、地平線で青空と接している。左手には山が迫り、その間の狭い空間に釈迦頭畑が続く。この辺は従来から少数民族高砂族の居住地だという。

台湾の地形はサツマイモのような形で、中心部を数々の山脈が走り全島面積の半分を占めるというが、高さが半端でない。富士山より高い玉山(新高山3952メートル)以外にも3000メートル級の山々が133を越すという。正に屏風のように東西の文化交流(平和的、侵略的)を拒絶してきたようにみえる。

そのため中国本土で今ではほとんど見ることのできない、中国文明の黎明期の姿が残されているのではないかという期待があった。

  以前ト-テムと言う映画で見たアミ族(高砂族中最大の部族)の祭りの羽飾りとアメリカインディアンの羽飾りに強い共通性が感じられたのもずっと気になっていた。

その日も台湾色豊かな夕食を終え、夕闇迫る頃アミ族文化村に着いたときはショーの開演時間も迫っていた。民族工芸などを売っている土産物屋の前を急ぎ足で通り過ぎたが、何か面白いものがあれば後で買いたいなと、さっと店内を眺めた。

そのとき壁に古びた写真が貼ってあった。以前の伝統的風俗写真らしい。

見た瞬間はっとした。以前北海道のアイヌ村を訪問した時の驚きが再現された。あれは大学2年の夏休みだった。アイヌが多く住んでいるという白老町でクマの木彫りなどの実演や、伝統的踊りを見せてもらったが、そのときのアイヌ女性の口の周りの青い刺青とその写真の刺青は実によく似ていた。

アミ族のショーは楽しかった。特に最後に観客も参加した踊りは盆踊りや、フォークダンスを思わせる軽快な分かりやすい動きで、運動音痴の私も一緒に楽しむ事ができた。

蛇足だが、舞踊団のアミ族の青年は今の日本でいう草食系イケメンぞろいであった。血は争えないという事だろうか。

アフリカ→ ・・・・・中国大陸→ 台湾→ 沖縄→ (九州→ 本州→ )北海道→ ・・・・アメリカインディアン→ アンデスの民。

 古代人の歩みの1ルートがうっすらと浮かんできた。遥かなる旅路である。

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