« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010/05/28

何手先まで読んでいますか?

 碁盤から離れて40年以上経っているかもしれない。たまにやりたくなるときがあるが、周囲に相手になってくれる人が居ない。囲碁クラブにでも入ればいいのだろうが、それは老後の楽しみに取っておこう。

そういう訳で、長らく碁の実践からは遠ざかっているが、昔取った杵柄で、碁的発想は健在である。

1、 何手も先まで読み、次の一手を決める。(小学生の私でも5,6手先は読んでいたと思う)

2、 博打をせず、小差に甘んじる。(碁はあくまで楽しむのが目的であった)

しかし今の世の中、オセロ的発想が大手を振るっている。黒か白か、イエスかノーか、・・・・グローバリズムか否か、・・・・。一方でいくら生物多様性の保全を叫んでもむなしい。

今にわかに浮上してきた北朝鮮問題を考えても、多くの人が目先のニュースに振りまわされて右往左往しているように見える。はなはだ危険である。

そもそも北朝鮮が韓国哨戒艦を撃沈したという事件の真相もいまいちはっきりしない。武器が北朝鮮が以前から使用していたものと同型だというだけである。これは他国にも輸出されているのであろうから第三者が利用する事は可能である。そんなあいまいな根拠で、ただでさえ経済的に困窮している北朝鮮に経済制裁を加えるという事は、窮鼠猫を噛む的暴挙に追い込みたいのだろうか。

ココで戦闘状態が起きて喜ぶ人がいるのであろうか。少なくとも周辺の国々は非常なダメージが予想されるばかりである。政治家には目先の事象に惑わされず、数手先を読む冷静な対応を望みたい。

 

追記   初稿で、何手と書くべきところを、何目と書いてしまいました。続く文中でも“目”は“手”の誤りです。訂正します。年は取りたくないものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/05/21

日米株価連動の行方・・・

 また日経株価が大幅に下がった。ここ数日連続安で1万円を切っている。昨日のニューヨークダウの下げで予想できた事ではあるが・・・。いつの間にか日本の株価はダウの後追い相場しかできなくなってしまったのか。しかもダウが下がればより大きく下げ、上がれば控えめに上がる。びくびくと親うさぎの後を追っかける子うさぎのようである。

以前はアメリカがくしゃみをすれば日本は風邪を引くといわれていた。当時日本は国内市場が小さい輸出立国で、その貿易額の最大の相手がアメリカでは、無理からぬ状態であった。

その間、世界の工場の地位はアメリカから日本に移り、日経株価が4万円に近づいた時点で、ニューヨークダウは3000ドルに達していなかった。それがいつの間にか、ダウが1万ドルに張り付き、日経が1万円を切ることになるとは・・・・。

経済の世界は日々変化し、長い目で見れば実態を反映して来るのかもしれない。しかし今のダウの高値の根源はナンだろう。情報産業における優位性は衆目の認めるところだろう。他に軍需産業、畜産業、農業など幾つかの強力な部門はあるとはいえ、世界の工場は中国に移り、他の様々な工業製品の優位性に昔日の面影はない。

冷静に考えれば、日本の株価がいつまでもアメリカの追随しかできないのはどこかおかしいと感じるのは私だけなのでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/05/14

柿田川湧水群

 一昨日、やっと見る事ができた・・・・。

Yousui_3 以前テレビで美しい豊かな湧き水の様子を見て以来あこがれていた。何かのツアーで沼津付近の国道1号線を通っている時、道端に大きな看板を見た。こんな街中にあったんだ・・・、不思議な感覚だった。私の頭の中では深山幽谷の中にひっそりとあるはずだった。

 一日の湧水量100万トン、沼津市、清水市の35万人の飲料水をまかない、鮎が群れ成す清流、柿田川の源泉。激しく水底の砂を舞い上げ湧き出る水の勢いにしばらく息を呑んで見とれていた。清涼な水は見ているだけで心を洗い清めてくれる。

 展望台でパンフレットを売っていたおじいさんが、立ち上がりぼそぼそと何か話し始めた。

“・・・ヘドロで覆われた水底の浄化に取り組み・・・工場廃水の垂れ流しをやめさせ、・・・・川周辺の土地を買い取り・・・”

 この川がヘドロで埋め尽くされていた・・・。始めて知った・・・。自然を守ろうと立ち上Sakana がった7人の侍!廃棄物を垂れ流す企業、行政の怠慢と闘い、多くの賛同者を集めて清流復活の道を開いていった話に強く打たれた。

 しかし闘いは今なお続いているという。様々な企業による地下水のくみ上げ、レジャー施設、住宅地開発等々が原因で年々湧水量が減少しているという。

 おじいさん有難う!この後の闘いはもはや、柿田川だけの問題ではありません。おじいさん達の闘いを引き継いで日本の、世界の自然を守らなくてはならないのは私達みんなの生存を守る闘いの一環なのですから・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/05/07

庭いじり

最近は朝食後、小一時間ぐらいかけて庭を一通り見て回るのが日課になっている。大して広くない庭である。ゆっくり歩いても数分で一周できるのだが、あれこれ気になる作業をしながらだとこれが意外と時間をとられる。まず木や草花の生長を見ているだけで楽しい。この時期、日々の変化はいくら見ていても飽きない。特に若葉のボリュームアップが著しい。生命の躍動を実感する。

まず新芽の生長を邪魔していたり、風で折れた枝を取り除く。若葉を食べている虫は容赦しない。特に蕾を食べる虫は、私の天敵である。今年もせっかくのバラの蕾が5,6個食べられてしまった。ブルー系の香りのよいバラで私のお気に入りである。犯人(虫)はゴマ粒大のゾウムシのようだが、よりもよって蕾の付け根を食べてしまう。

 ツツジや桜の葉を集団で食べる青虫系も許せない。一寸油断していると丸坊主にされてしまう。葉の中に入り込み外から見ていると、前衛的な模様を描きまくる虫も、葉にとっては油断できない。人の気配を感じると枝のようにじっとしている虫にもだまされなくなった。

それにナメクジやヤトウ虫。犯行現場に証拠は残っているのだが、昼間は姿を見せない。

そんなに大変なら農薬でも撒いたらいいと思うかもしれないが、それは絶対いやである。色々観察していると、植物を食べる虫を食べる虫も結構いるのである。アシナガバチやカマキリやクモ、それにトカゲや鳥の仲間にとってもご馳走である。自然は長い間に、適度なバランスで調和している。私の庭もそれに近づけたい。

とは言っても庭は庭である。数千年、数百年の永い年月をかけて適応進化してきたわけではない。無理な植生をしている。特に日射と水の適正を間違うと、てきめんに植物の生命力が衰える。

今それを実感しているのがネコヤナギである。川端がふさわしいのに、庭の中でも乾燥気味の場所に植えてしまった。数年前から、葉に黄色い斑点ができて樹勢が衰えだした。もう移植できる大きさではないので、来春には挿し木して比較的湿り気のある場所に移そうと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »