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2010/09/10

青いケシを見てきました! 4

 当時中国は国家存亡の危機にあった。アヘン戦争以来、列強の権益争奪戦の舞台となり、国の富は吸い取られ、麻薬中毒も蔓延し国民は物心両面から蝕まれていた。しかし中国人の多くが“阿Q"のように不確かな情報に踊らされ右往左往し、その姿は砂の粒”と嘆かれるほどまとまりがなかった。

そんな中から救国のうねりが沸き起こり1911年、辛亥革命により中華民国の成立を見るが、武力に勝る軍閥、後に蒋介石に実権を奪われ革命主体は弾圧される。

しかし革命の炎は農村に飛び火し“燎原の火”と呼ばれるように燃え盛った。その中から生まれた紅軍が中国革命を推進するまでに成長していくのだが、その厳しい試練の“長征”ルートの中の最も過酷な場面が、今にして思えば今回の旅行と重なっていた。

瀘定橋の攻防は中でも決定的な出来事だった。この橋を奪取できた事が、今の中国の基礎を作ったとも言えるのだ。

毛沢東、周恩来、朱徳、・・・劉少奇、林彪、・・・鄧小平・・・・

すべて長征の試練に鍛えられた人々である。

蛇足だが私達の旅を夏の富士登山に譬えるならば、紅軍の長征は暴風の吹き荒れる冬の富士登山ほどの差があるのはいうまでもないが・・・・。

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