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2011/04/12

注文の多い料理店

Oshimazakura この日曜日は久しぶりの穏やかな春らしい日で、近所の桜の名所は何処も沢山の人であふれていた。

満開の桜の下、悲しみ疲れしていた心がほっと深呼吸できた気がした。

公園、街路樹、里山と一日中、桜めぐりをした。何といってもソメイヨシノが圧巻なのだが、私としては山桜や大島桜に何故だか惹かれてしまう。

 昨日もブログなんか書いていられず又桜めぐりに飛び出した。平日なので桜見物の人も減っていたが、そよ風に花びらがひらひらと散る風情もなかなかである。

 午後になると一転黒雲が西方に現れたと思うと見る見る頭上を覆い、冷たい雨が降り出し、途中からあられに変わりほうほうの体で家に帰った。

 夕方には強い地震の揺れ・・・、一月前の悪夢が蘇った。幸い何事もなく納まったが、又憂鬱な現実に引き戻されてしまった。

 

 今朝はいつもより早く目が覚めて、布団の中でうつらうつらしていた。ふと表題の作品名が脳裏に浮かんできた。岩手の生んだ国民的文学者、宮沢賢治の作品の一つである。

 明治期以降東京の発展を支えながらも、虐げられてきた東北の人々の悲しみ、誇り、郷土愛を込めた多くの作品が、今でも多くの日本人の共感を得ている。私もなぜか引かれていたがその理由は考えた事がなかった。

 それが突然今朝、分かったような気がした。賢治が表現していた東北の人々の気持ちが、実は戦後の世界情勢のなかで日本人全体の気持ちとして潜在的に共有されていたのかもしれない・・・。

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