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2012/12/27

陸前高田のまつ 

今年の9月の終わり、陸前高田に旅行をした。当然物見遊山になるわけがなく、マスコミ報道で垣間見てきた悲惨な現地の復興状況を実際に確かめたかったのが主な動機だった。

しかし現地では、雑草の生い茂る荒野が延々と続く光景に息をのんだ。ガイドさんが見せてくれた以前の平和な街並みの写真と比べた時、私はめまいにも似た絶望感に襲われた。

政府は何をしているのだ?

 

当時高田の松原に唯一生き残った松が被災地の住民の心の支えになっているという話がマスコミをにぎわしていた。その松もやがて枯れ、今度はその枯れ木を永久保存するということになったという。しかし地元の人の反応は極めて覚めたものだった。枯れ木に一億円かける余裕がどこにあるのだ。もっと早急に必要なことはいくらでもあるだろう。

会議室で議論にあけくれ現状を見ようともしない為政者の限界を見た気がした。

 

最近現場で、流された松の実生の芽生えが見つかったというニュースがあった。心にぽっと明かりがともった気がした。すくすく育って立派な大木になってほしい。

 

話は変わるが、今の政治状況で感じていること。

民主惨敗で自民が信任されたのはこの数年の政治を冷静に見る限り妥当な結果だったと思う

ただいくつか懸念も残る。率直に言うと小沢氏に対するマスコミの“いじめ”がいまだに続いていることである。マスコミがこのようにいじめをやりほうだいでは、子供たちにいじめをなくせと言っても効果は望めないだろう。猛省を望みたい。

 

あと未来の党がどうなるのか、とても気になる。脱原発に目先の利害関係に左右されず真摯に取り組んでくれる政治勢力が消滅するのは悲しい。何事も多様性があるからこそ発展の可能性がある。目先の苦境につぶされることなく逞しく成長してほしい。

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