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2017/02/25

23 農村の学校で

今まで読んでくださって、もし私が農村で遊んでばかりいたと思われたら、それは大間違いです。

 

私はクラスで“町の人”という呼び名をもらったのですが、先生まで何か祝日があると、

“あなた達、町の人はこの祝日はどのように過ごすの?”と尋ねます。

文化祭などでは、

“この催しを企画してみて!私たちの村の子供は、このような歌や踊りをちゃんと習ったことが無いのよ。”

 

もともとみんなより2歳年下で、時々みんなの会話が理解できなくていじけていたのですが、先生がこのように私を持ち上げてくれたので、頑張らざるを得ませんでした。

 

学習面でも、私は落ちこぼれることはできませんでした。もちろん毎日放課後、まず友達と山に行って木の実を取り、山菜を摘みます。しかしあたりが暗くなると、家に帰りオンドルの上に寝そべって宿題をしたり、母が町から持ってきた、“物語集”や“作文選”などの本を読みます。(この2年間、小説は読みませんでした。農村で小説を手に入れるのは無理でした。)

 

そんなこんなで、農村の学校での最後の試験で、私の成績は全体で5番、女子ではトップでした。

 

もうすぐ中学入学が迫っていました。母は私の体がすっかり回復したようだったし、叔母さんにこれ以上の迷惑はかけたくなかったし、町の学校のレベルが農村の学校より上だと考えたこともあって、私はまた家に戻ることになりました。

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