2010/12/27

こういうニュースを待っていた!

 昨夜のフィギュアスケート全日本選手権のテレビ中継はこのところ鬱積していた胸のつかえを久しぶりに取り除いてくれた。

最終グループの滑走一番の村上佳菜子。初々しさと大胆さが競い合うようにうまく調和して、見ている私たちまで一緒に氷上をのびのびとスベリ楽しんでいるような気分にさせてくれた。

二番目に登場した浅田真央。このところの不調、特にジャンプがもうだめなのかとまで心配させられたがついに復活した!一回り伸びやかに成長した肢体がしなやかに決まって見事なジャンプを描いていた。

三番目は安藤美姫。ゆれが大きい選手だった。期待が裏切られる事も多かった。そのため始めから淡々と見ていた。いいぞ!いつまで続くか・・・。最後まで見事に滑りきった。しかも一つの作品を見終わったというような満足感が残った。

後に続いた3人の演技もそれぞれ良かった。若手の目覚しい台頭と中堅の健闘。・・・フィギュアスケート界の前途は明るいと思った!

それにつけても、と思わずにいられないのが今の政界の混迷状態である。万年与党と野党のできレースを打ち壊し、日本の政治状況を一変させて欲しいと願った政権交代であった。

名コーチと既得権のない改革の気概あふれる若手議員による日本の改革に手が届いたと思ったとき、突如起こった“政治と金”問題である。名伯楽を失い、経験不足の議員だけが残され“世論、世論、世論”と鞭打たれて右往左往する多くの若手議員。

できレースに慣れきった旧民主の古株議員は、やっと手に入れた肩書きを守ることで精一杯。

この状態を招いた責任の大半は、見込み捜査と強引な捜査手法に胡坐をかいてきた検察と独自取材の労を厭い事実に対する謙虚さを失ったマスコミにあるのではないだろうか。

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2010/07/03

宇奈月温泉

 昨夜帰宅した。端境期の温泉もいいものだった。風景も施設も変わらないのに値段がやけに安い。いつでも日曜日の私達みたいな年齢層にはお勧めである。

 このツアーの広告を見たのは5月の半ばだっただろうか。ゴールデンウイークの混乱も終わった頃、ふと目に飛び込んできた広告の値段にビックリして直ぐに決めてしまった。しかし日程が近づくにつれ安いわけが分かった。正に梅雨の真っ只中。天気予報によると滞在中ずっと雨という。やれやれ・・・、毎日温泉につかるしかないか。

 しかし運がいいというか数日の滞在中、雨に降られたのは初日だけ、後は薄曇りの暑からず寒からずの行楽日和に恵まれた。

だがすべてがうまく行くというものではない。よりもよって、サッカーW杯の日本対パラグアイ戦の日にぶつかってしまった。出発までは、旅先で応援も悪くないと思っていたのだが・・・・。

 最初にも書いたように、この旅行は安さが決め手だった。実際には温泉は古びてはいたが湯質も良く申し分なかった。食事も季節に合った地元食材を豊富に使っていて美味だった。サービスも良かった。・・・ただテレビがおんぼろで、局による映像にばらつきがあった。最悪なことにかの一戦を中継する局の映像が殆んど濃霧の中のようにぼやけて、音声も悪い・・・。

 普段旅先でテレビを見ることは余りない。しかし今回は特別である。日本人として見逃すわけには行かないのだ!

 夜11時からの観戦は惨めなものだった。すばやい動きを追うのも無理なら、解説もブブゼラにかき消され、何が何だか分からぬまま45分が過ぎ、90分が過ぎ、15分、15分と進んでいく。日本が負けていないことだけは伝わってくる。そしてPK戦。・・・余りに残念だった。しかし悔しさよりなんともいえない喜びがこみ上げてきた。

 日本チームは良く戦った。感動を有難う!

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2010/06/25

 日本サッカーに続け!

 早朝三時半開始・・・。正に熟睡している最中。それでも起きて応援しよう、というほど熱烈なサッカーファンでもない私だったが、朝一番気になった事はデンマーク戦の結果だった。

 勝った!しかも三対一。その後は怒涛のようにテレビから流れる情報から大体の試合経過が見えてきた。

オランダ戦の気迫からもしやという望みもあったが、やはり無理だろうなという気持ちのほうが強かった。しかし結果は予想を上回る見事な勝利だった。

W杯開幕前までの練習試合の連敗で、応援側はすっかり意気消沈していた。周辺の私なんかはすっかりあきらめムードに洗脳されて、試合を見る気も薄れていた。しかし何となく見たカメルーン戦のよもやの勝利。そして今回の強豪デンマーク相手の堂々とした勝ちっぷり。

勝敗は時の運という。しかし運を呼ぶ“気”が勝敗の最後を決めるのだろう。気は何から生まれるのだろう。選手の弛みない努力により磨き上げられた能力、家族やサポーターの力強い応援、そして選手自身の勝利への執念、・・・これらの総合が“気”を生み出し予想以上の結果を生み出すのだろう。今後の健闘を期待したい。

それに引き換え、最近の株価のさえない動きは何なんだろう。企業努力が足りないのだろうか?

“乾いた雑巾を絞って利益を出している”以前こんな言葉を製造業のトップが言っていた事がある。従業員は過労死が珍しくないほど懸命に働いている。技術力も世界の先端レベルにある。なのに何故・・・・・。

原因はどうもサポーターサイドにあるような気がする。資本主義の世界の中では、多くのサポーターの資金を集めたところが、より優秀な設備や人材教育をして、より良い品質の製品開発を行い世界的競争に勝ち残る事ができる。それにより、社会に富の還元をもたらす。

それを、株は金持ちの博打といわんばかりの風潮が長い事日本に蔓延していて、多くの国民の余剰資産は、海外ブランド品の購入や、高利回りを謳うヘッジファンドの金融商品に吸い取られ、果てはたんす預金に眠っている。

日本社会を元気にするために今必要とされている事の一つは、日本の企業に“気”(資本)を吹き込む事なのではないでしょうか。

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2010/02/26

妖精の舞

 こんなに緊張して競技の始まりを迎えた事はなかった。

 鈴木明子が会心のすべりをみせてくれた。大学入試準備中というフラットは明るいアメリカンスタイルで軽快に滑りきった。安藤美姫、ある意味一番ひやひやしながら見守った。やった、みごとにきめた!

 さあ、つぎは金妍児。浅田真央の最大のライバルであり、ショートでの高得点を考えると、何らかのミスでもないと真央の金はない・・・、こんな低レベルの雑念さえ浮かんでいた。

 しかし金妍児の演技は素晴らしかった。途中からこれが順位を争うスポーツ競技だということ忘れてしまった。この気持ちはその後競技者が変わってもずっと持続した。

 浅田真央は立派だったと思う。自分のスケートに対する思いを滑りきった。本人は色々不満もあったようだが、私達には充分フィギュアスケートの素晴らしさが伝わってきた。今後も応援したい。

 ロシェットのスベリには情感が込められていた。母を失った悲しみが昇華された美しさがあった。

 最後を締めくくった長洲未来も滑らかなハイレベルなスベリだった。

 本当に素晴らしい時間だった。銀板の舞、魂を揺らす芸術、感動のドキュメンタリードラマであった。

 選手の皆さん、有難う!

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2010/02/19

どこでもドア

 これはドラえもんのポケットの道具の中でも目玉の一つであり、そのドアを開けるといつでも好きなところに行けるという優れものである。現在は飛行機という似たような道具があり、私も先週は余りに寒い東京を脱出して南国の台湾に行ってきた。

 最近は海外旅行がとても手軽になってきた。アジア地域など、国内旅行より安かったりする。この際、硬くなった頭の柔軟体操をかねて、異文化体験も悪くない。

といっても台湾は日本と同質な部分も多く、気軽で楽しい避寒旅行だった。旅行報告はおいおいにするとして、冬季オリンピック開催日の翌日帰国したので、幾つかの雑感を書いてみたい。

上村愛子のモーグル4位は本人は当然だろうが、高校生のあどけない頃からずっと応援していた私達も残念だった。改めて勝負の世界の厳しさを感じた。

それだけにスピードスケート男子の銀・銅メダルは見事だった。橋本聖子団長も後輩の活躍にほっとしたことだろう。

ハーフパイプは、いかにも“日本的”なごたごたがあっただけに、かえって興味津々で見た。競技そのものが新鮮だったのだが、次々と目の前に展開される選手達のパフォーマンスに圧倒された。優勝したショーン・ホワイトというアメリカ選手も見事だったが、世界の強豪に伍して堂々と8,9位に食い込んだ日本選手もすごかった。

今後はフィギュアスケートの男子、女子が控えている。当分一喜一憂の毎日が続きそうだ。

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2008/12/25

ライバル

 心痛むニュースがこれでもか、これでもかと放映される毎日、時にはテレビを見たくなくなる時もある。そんななか一昨日はジンと来る番組が続いた。

 まずは内藤大助のタイトル防衛戦。人と人の殴り合いを見るのは本来好きでないので、中継を見る気は余りなかった。ただ内藤を応援していたので、後半テレビをつけて経過をみた。なかなかの好勝負で、思わず引き込まれた。相手選手もよかった。どちらも負けて欲しくないような気になった。しかし内藤の気力が勝りKO勝ちした。よき好敵手(ライバル)を得て両者力を出し尽くしたと感じられた。こういう試合は後味が実にすがすがしい。

 同じチャンネルで、続いて桑田と清原の葛藤を追ったドキュメンタリーがあった。宿命のライバルとして日本の野球界を引っ張ってきた二人である。

 甲子園での活躍。この時代は二人にとって友情で結ばれた最も幸福な時代だったのだろう。その後ドラフトで巨人を巡る軋轢により二人は別々の野球人生を送る。20数年後宿命のライバルが和解し肩を抱き合った映像には思わず涙が出た。

 よきライバルに恵まれた人は幸いである。それだけで人生の輝きは増し、枯れる事のない前進のエネルギーをもらえると思う。

 一口にライバルといっても、身近に見つからないこともあるかもしれない。そんな時は遠くはなれた人でも、一度も会ったことがなくてもかまわない。歴史上の人物であったり、物語中のヒーロー、ヒロインであることもアリだろう。要するに自分の成長にエネルギーをくれる人であればよい。

 しかしなんといっても生身のライバルのもつ強い影響力にはかなわない。よきライバルを探そう。そして自分自身もよきライバル足りえるよう努力しよう。それが人生を充実して生きられるコツのような気がする。

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2008/08/28

北京オリンピックが終わりました

 世界のトップアスリートの素晴らしい競技に、17日間テレビでどっぷり漬かっていたので、全く無くなってしまうと何か寂しい。思い出の感動的場面特集などを見てもライブで夢中で応援していた時の臨場感は味わえない。いまさらながら、いいオリンピックだったと思う。

新参者に対する、バッシングはいつの時代、何処の地域でも多かれ少なかれ見られるものであるが、北京オリンピックに対しては度外れていた思う。世界的規模の平和の祭典を主催する事は大変なことである。内外様々な問題を抱えている事はどの国においても変わりないが国の規模が大きければそれがいっそう複雑で多岐にわたるであろう。

しかし中国は素晴らしいオリンピックを主催しきる事でそれら好意あるいは悪意から発した様々な批判に立派に答えたと思う。

会期中日本各地でゲリラ豪雨が荒れ狂った。地域的に近い中国の北京で屋外競技がまともに襲われていたらひとたまりもなかっただろう。華やかな競技の陰では多分、アメフラシミサイルと雷神の激烈な闘いが繰り広げられていたのだろう。そのおかげで私達は、感動のソフトボールの金メダルと陸上400メートルリレーの銅メダルを手にする事ができたのかもしれない。

多くの場面が今でも目に浮かぶ。笑い、涙、歓声、拍手・・・・・。日常生活では余り触れることのない感動に浸りきれた。世界の人々が身近に感じられた。平和な世界の実現が夢ではないと思えた。この大会で世界が得たものは決して小さくない。この思いをスポーツを超えて実現したいと思った。


追伸

昨夜アフガニスタンでNGO活動に従事されていた伊藤和也氏の訃報に接しました。当地の民衆の生活向上のため献身的に働いていたのに、武装集団に誘拐、殺害されたということです。氏の善意が通じないほど当地の情勢が緊迫しているという事なのでしょうか。

一日も早くアフガニスタンに、アフガニスタンの人々による、アフガニスタンの人々のための政治が実現される事が、伊藤氏の遺志に報いる事にもなると思いました。

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2008/08/14

やってくれました、北島選手!

北島康介選手が先日の男子100メートルに続き、200メートル平泳ぎに勝利し、二大会連続金メダル獲得を達成した。

万全といわれていた。それでも何が起こるかわからない勝負の世界である。最後のタッチを見て初めて、ジワッと安堵と喜びが湧き上がってきた。

“ここに又戻って来れるとは思っていませんでした・・・・”

いつも自信に満ち溢れたコメントに慣れていたので意外だった。アテネ以後度重なる不調に悩まされ続けてきたという。それを克服し最高の自分の力を出し切った北島選手に改めて言いたい。

おめでとう、そして感動を有難う!

絵のように美しい、という言葉がある。しかしいつの頃からだったか、私は現実のほうがずっと絵より美しいと感じるようになった。オリンピックも感動のドラマといわれる。しかし連日繰り広げられる、各国選手の勝利を目指して戦う姿からは、作り物のドラマが到底かなわない、汗と涙と感動がひしひしと伝わってくる。

メダルに輝く勝利は晴れがましい。しかしメダルに届かなくても自己ベストを、日本記録を書き換え健闘する選手の姿からも、ともすれば忘れがちな、夢にむかって努力する尊さを思い出させてもらえる。

これからも北京オリンピックから目が離せない毎日が続きそうだ。

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2008/08/10

北京オリンピック開幕!

 なんだかんだいわれていたが、とてもいい開幕式だったと思う。

1.天気がまあまあだった。朝からずっと曇り空で、東京は度々ゲリラ豪雨に悩まされていたので、北京の会場もいつ豪雨に襲われるのか気がかりだった。しかし天が味方したようだ。しかしこれはのちに、主催者側の戦術的勝利である事が判明した。1000発余のアメフラシミサイルによって、事前に周囲に大雨を誘発し、会場を集中豪雨から守ったという。

火薬の発明が武器の発達に向かわず、花火という民衆の娯楽に花開いたお国柄らしいと思った。

2.平穏に行われた。心配されていたテロもなく、無事終了した。これは、中国の政府から、一般庶民のボランティアにいたる広範な人々による、平和の祭典を暴力から守るという熱意が結集した成果だろう。それにつけても一部マスコミに見られる、ことさら不安を穿り出して選手の集中力を妨げる姿勢には疑問を感じる。

1,2に関しては、今後オリンピック期間中ずっと主催者側は大変な労力と神経を使われると思うが、選手の皆さんが最良の状態で自分の力を出し切れるよう私達もかげながら応援を続けていきたいと思う。

3.内容がよかった。

総指揮は張芸謀という。古井戸、初恋のきた道、HEROなどそのたびに作風のガラット違う、時代の息吹を斬新な映像で表現する数々の映画を見ていたので期待はあった。しかし個人の才能と民族の潜在力が一致した時、これほどの壮大で感動的な祭典を演出できるのかと圧倒された。

まずは場内に設置された膨大な数の太鼓。そもそも祭りの太鼓は私自身大好きである。身体の芯から生命力が目覚めてくるような力強い振動。それは赤ん坊が胎内で聞く母親の心拍に重なるものだと聞いた事がある。テレビからは音そのものは余り伝わらなかったが、現場にいたら感じられる迫力は十分想像できた。

太鼓で表現されていた白黒のモザイクの動きは、コンピューターの動きを暗示していたのだろうか。

漢字の誕生進化。竹簡から紙、活版印刷、羅針盤の発明、・・・・。現代文明を支えている人類の多くの技術。悠久の歴史の中で輩出した多くの先人による人類の英知を受け継ぎ発展させてきた歴史の紹介。

また随所に顔を出す子供達の天真爛漫な笑顔は、子供を大切にする中国人ならずとも思わず心が和まされた。子供は未来の希望である。

メインの選手団入場。中国の漢字表記による、画数順。新鮮だった。独自の文化を受け継ぎ、新しい地平線を目指そうとしている主催者の矜持が伝わってきた。

それにしても今のところ、日本人選手の活躍がいまいちである。選手の皆さんは今まで十分な努力を重ねてきたと思う。世界のトップアスリートの戦いに勝利するために、あとは選手が集中して実力を出せるよう周囲が見守る事に尽きると思う。がんばれ、日本!

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2008/03/10

後生畏るべし!

 ・・・いずくんぞ、来者の今に如かざるを知らんや。

 これは孔子の言葉である。封建制の崩れ行く春秋の世で、若い人たちが活躍できる場が広がりつつある時代の感慨なのだろうか。秩序を重んじる立場の孔子ではあるが、育ちつつある若い力に暖かな視線を投げかけている。

 昨日の名古屋国際女子マラソンでは新しい力の台頭をまざまざと感じた。今までフルマラソンの中継を初めから最後まで見たことはなかった。三時間近くテレビの前に座る事自体めったにない。それなのに昨日は、12時前には昼食を済ませ、これから始まるであろう感動の場面を見逃すまいと待ち構えていた。

 それが8キロ前後でよもやの高橋尚子の失速。信じられなかった。出発から続いた先頭集団の団子状態を嫌って、戦略的後退をしたのかもしれない、そのうち後方から目の覚めるような復活を見せてくれるに違いない・・・・。しかし奇跡は起こらず、他の有力候補の表面的には一進一退の静かなスローペースの戦いが続いた。私もいつの間にか彼女達の走りに注目するようになっていった。30キロ地点で中村友梨香が抜けてきた。私にとっては初めて聞く名前だった。

なんら気後れすることなく、真っ直ぐ前を見て、走る事の楽しさを謳歌しているような素直な走りに好感が持てた。21歳、初のフルマラソン挑戦という。

 テープを切った後の気負う事ない喜びの会見もさわやかだった。 Qちゃんの一フアンとしては、正直余りに不本意な結末だったが、日本の女子マラソンにとっては大きな収穫だったと思う。後生畏るべしである。

 とはいっても日本のスポーツ界の中堅の活躍もまだまだ捨てたものでない。土曜日の夜行われたプロボクシングの世界フライ級タイトルマッチでの内藤大助の防衛戦は見ごたえのある好試合だった。引き分けでかろうじてタイトル防衛という結果だったが、試合後挑戦者と肩を抱き合ってお互いの健闘をたたえている姿がすがすがしかった。

 上村愛子のW杯モーグル総合優勝も特筆されるべきだろう。未だ高校生の愛ちゃんが彗星のように現れた第一印象が強いので、中堅という言葉には少し抵抗もあるが、その後の不振を経て今回日本人初の快挙を成し遂げた彼女はもはや新星というより、日本のモーグル界を支えている中堅といったほうがふさわしいのだろう。

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