2017/01/30

“肥水不流外人田”

 

この言葉は、一時代前の中国の農民の正直な本音だったと思います。人糞が生産量を左右するのですからまさに死活問題だったと思います。

 

 

 

しかし現代、一国のトップがこれを公言し、国の方針としたらどうでしょう。もちろん肥水は金、田は国と置き換えての話ですが・・・・。

 

 

 

しかもグローバリズム(勝者総取り方式)を先日まで推進してきた国のトップです!

 

彼がもし偉大な指導者になるつもりなら、自国の数パーセントの超富裕層のお金を、半分でも、食料切符で生をつないでいる貧困層に還元する仕組みを考えたらいいのではないでしょうか。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/12/27

陸前高田のまつ 

今年の9月の終わり、陸前高田に旅行をした。当然物見遊山になるわけがなく、マスコミ報道で垣間見てきた悲惨な現地の復興状況を実際に確かめたかったのが主な動機だった。

しかし現地では、雑草の生い茂る荒野が延々と続く光景に息をのんだ。ガイドさんが見せてくれた以前の平和な街並みの写真と比べた時、私はめまいにも似た絶望感に襲われた。

政府は何をしているのだ?

 

当時高田の松原に唯一生き残った松が被災地の住民の心の支えになっているという話がマスコミをにぎわしていた。その松もやがて枯れ、今度はその枯れ木を永久保存するということになったという。しかし地元の人の反応は極めて覚めたものだった。枯れ木に一億円かける余裕がどこにあるのだ。もっと早急に必要なことはいくらでもあるだろう。

会議室で議論にあけくれ現状を見ようともしない為政者の限界を見た気がした。

 

最近現場で、流された松の実生の芽生えが見つかったというニュースがあった。心にぽっと明かりがともった気がした。すくすく育って立派な大木になってほしい。

 

話は変わるが、今の政治状況で感じていること。

民主惨敗で自民が信任されたのはこの数年の政治を冷静に見る限り妥当な結果だったと思う

ただいくつか懸念も残る。率直に言うと小沢氏に対するマスコミの“いじめ”がいまだに続いていることである。マスコミがこのようにいじめをやりほうだいでは、子供たちにいじめをなくせと言っても効果は望めないだろう。猛省を望みたい。

 

あと未来の党がどうなるのか、とても気になる。脱原発に目先の利害関係に左右されず真摯に取り組んでくれる政治勢力が消滅するのは悲しい。何事も多様性があるからこそ発展の可能性がある。目先の苦境につぶされることなく逞しく成長してほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/18

ドジョウはドジョウ・・・

この夏の酷暑と乾燥にまいっていた私にとって、ここ数日の雨と朝晩の涼しさは救いであった。メリハリの利いた四季と穏やかな気候風土・・・やっぱり日本はこれでなくては!

ところがマスコミから流れてくる中国との軋轢のニュースには、心臓が締め付けられる。何でこんな事になったのだろう?少し前までは日中の交流の深化にアジアの新しい協調の歴史を感じていたのに・・・。

思えばようやく戦後のアメリカべったりズムから独立し,アジアとの共生を掲げる鳩山党首と、日中友好の道筋を切り開いた田中角栄元首相の精神的後継者小沢さんが支える民主党に大いなる期待をかけ政権を託したのはいつの事だったのだろう・・・・。

今はまるで風景が変わってしまった。テレビ画面からは中国の大衆が反日を叫び、国内ではゾンビの如く軍事力とアメリカ依存の強化を叫ぶ”右翼政治屋のオンパレードである。

戦前の軍国主義教育(アジア人蔑視も含め)を未だに引きずっている某知事の心無い行動に引きずられた政府も政府である。

尖閣諸島問題は、日中友好条約締結時に難しい問題なので棚上げ(将来的にゆっくり時間をかけて解決)が確認され、その後歴代政府も尊重してきた現状維持を何で無視し、一方的に国有化宣言という暴挙に出たのであろうか?

現首相は就任時、自分はドジョウ精神を持ち続けたいと述べた。私はそれを庶民の日常感覚を忘れずに,“国民の生活が第一の政治”の実現にまい進する覚悟と捉えて期待した。

しかし昨今の行動を見る限り、消費税の増税、大飯原発の再稼動のみならず、新しい原発の建設にゴーサインを出す、そして今回の日中友好条約の精神を踏みにじる暴挙・・・・。

ドジョウがウツボに変身したのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/16

花道発見!?

最近ニュースを見るのも億劫に感じ出した。毎日毎日同じような精細を欠いた映像と、心のこもらない解説のオンパレード。特に決定的になったのは、現職総理の国民を馬鹿にしたペテン行動を制裁できないマスコミの腑抜けた態度を見せ付けられて以来、言葉を発する事へのむなしさを感じている。

言葉に対して責任を感じない人間は、国のトップに居座って欲しくない。

昨夜、寝る前に見たニュースに、例の人が、満面に笑みを浮かべてやる気満々で登場した。私の記憶では、昨年の小沢さんとの党首選に勝利した時、先だっての内閣不信任案を否決した時につぐ上機嫌振りである。

どうやら“エネルギー法案”成立に政権延命の秘策を見つけたようである。現首相の顔を見たくないと思っている多くの議員に引退の花道にしたいと誘い水をかけているようだった。この法案自体は、時宜を得た必要不可欠な法案だと思う。成立すれば、今までの無為無策を幾分でも払拭できる優れものだと思う。浜岡原発運転停止に次ぐ快挙と言えるのではないか。

ただ、又疑似餌ではと疑心暗鬼の議員の賛成を得られるのは簡単ではないと思う。血判状でも用意する覚悟が必要だろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/03

新緑のカラマツ林  続

Akadake もときた道をしばらく引き返していると、前方の道がカーブしているところで何やら動く気配がした。何だろう?熊だといやだな・・・。茶色い毛並みである。

なんと鹿の群れだった。5、6頭はいただろう。悠然と林道を横切り、カラマツ林に消えていった。こんなにまじかに野生の鹿を見たのは初めてだった。しばらく興奮してドキドキした。

しかしこのルートの途中から伏線はいくつもあった。Hogonetto

羽衣池から下ったコメツガ林の樹幹はすべて、2メートルぐらいの高さまで黒いネットで覆われていた。鹿の食害防止のため実験的に狩猟を実施中との注意書きも何回か目にした。

林道に降りた一帯のカラマツの幹の樹皮が無残に食べられ、痛々しい姿をさらしていた。一回り樹皮をはがされると、栄養の循環系路が切断されどんな大木でも枯れ死するしかない。

何億枚もの葉の日々の絶え間ない努力、植林し育ててきた多くの人々の努力が、一冬の鹿の食欲を満たすために無に帰してしまう・・・。

Shokugai 鹿には鹿の言い分もあろう。食べなければ生きていけなかった・・・。

しかしこのまま放置しておけばこの地域の森を食べ尽くした鹿は、他地域に移動し又その地の森林を食べ尽くし・・・・。

挙句の果てには日本中に枯れ木の林立する山が広がり、鹿自身も食料が無くなり絶滅の道を辿る・・・。

・・・しかし100年もすれば又木々は生長し、山は緑に覆われ、わずかに生き残った鹿が増殖をはじめ・・・。以下同文。

放任して鹿の自由をあくまで守るか、人間の生活サイクルと折り合いをつけてもらうか・・・、難しい選択ではアル・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/18

子供は社会の宝

被災地復興も紆余曲折はあるが、だんだんに前進しているように見える。少なくともマスコミ報道からは明るい面が強調されているのか、行政もなかなか頑張っていると思っていた。

しかし福島原発事故に関していえば、落胆続きの展開である。ココにきて多くの原子炉が実は被災当日にメルトダウンしていた模様と告げられるにいたっては怒る気も失せてしまう。今さらながら、原子力行政の国民に対する不誠実さを思い知らされた。海岸近くにありながら冠水予防の視点の欠如はひどいもので、とてもプロの仕事とは思えない。

更に放射能被害から子供を守る視点がまったく欠如している。微量とはいえ放射能に汚染された校庭の表面の土を削り取ったまではいい。ところがその土を校庭の隅に放置し、挙句50センチほど穴を掘って再度校庭内に埋め戻そうという案を聞いて絶句した。

まずは学校から運び出し、他の適当な受け入れ可能な土地を探すのが順序だろう。もし土地がなかったら、日本の領海内には数千メートルを越す海溝がいくらでもアル。密封しての“海葬”である。深海は海流の動きも殆んどないので、長い年月をかけて無害化してくれるだろう。

海への汚染物投棄として非難する人がいるかもしれない。しかし現実の子供の健康を守る事が優先されるだろう。そもそも、現代史は人類による放射能汚染に満ち満ちている。冷戦時代は両陣営による核兵器開発で実験が繰り返され、大気の放射能汚染はひどいものだったという。

最近も地震兵器の開発実験のため、しばしば海岸近くで核実験が繰り返されている可能性がネットで指摘されている。特に深度10キロ近辺の地震が怪しいという。どうやらこれからの地震学は、プレート理論をこねくるよりは、震源の浅い地震の震源地付近の海水の放射能濃度を調べたほうが、よほど地震発生の予防効果がありそうである・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/10

時には拙速もアリだろう!

 それにしても突然に感じられた浜岡原発の停止要請であった。

 しかしこの間の世界情勢の推移から見るとアリかも知れないと思った。後からゆっくりと考えるといかにも適切な判断であったとじわっと感じてきた。菅総理の英断といってもいいのかもしれない。

 浜岡原発の危険性は以前から様々な人から指摘されてきた。しかし日本人の常として目の前に危険が迫らないと後へ後へと解決が先延ばしにされてきた。しかし今回、東日本大震災による福島原発の被災の経験から、浜岡原発の危険性が現実のものとして浮かび上がってきた。

 1000年に一度の地殻変動が起きたのなら、より危険性が指摘されていた東海地震に備えた行動がなされて当然である。また脅威は自然ばかりではない。

 ココに来て、アルカイダのリーダーと目されている人物の米国による殺害事件も勃発した。テロの激化も予想される。米国の同盟国としての日本に矛先を向ける大義名分は十分にある。あらゆる危険を予測し被害を最小限に抑える努力をするのが政治家トップの最大の任務であろう。そういう意味でも原子力の怖さを知っている人物が総理であった事は幸いだったのかもしれない・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/04/20

法律遵守?

 先日テレビで総理記者会見を何となく見ていた。期待して見ているとがっかりする経験をつんでいたので、記者とのやり取りをぼんやり聞いていた。

 質問:政府の対応が何事も遅いと批判されていますが・・・

 答え:法律に定められている事はすべてやっています・・・

 私は、この人の言葉をこれ以上聴いても意味がないと思いチャンネルを変えた。

 今回の大津波の中で、子供達を緊急に高台に逃がした教師。校庭で整列させ点呼を取った教師。両者の差は児童の生死という冷酷な結果を見せていた。

“法律”とは・・・、一般に平時の生活を円満に行えるように、多くの利害関係を調整して作り上げた約束事である。この総理は現在を平時と捉えているのだろうか?

 がれき置き場の問題も、未だに解決していない。平常の段取りで処理しようとするから片付かないのである。一方で7メートル70cm近く沈没して、未だに海水が引かず、当面使い物にならない広大な元農地がある。ココを埋め立てて再利用できる土地にするために“災害ごみ”を使えばいい。表層は将来山を削って作られる、住宅地の残土を当てればいいだろう。

 仮設住宅の資材調達方法も配慮に欠けている。合板は東北地域は国内の3割の生産を担っていたという。だから合板が間に合わないかというと、そうではなく他の地域の増産でまかなえるという、又被災地の工場の復旧の応援にもなる。それがどうしたわけか外国産の輸入が急増しているという。合板業者にしてみれば第二の津波になりかねない。

 今必要なのは、政府の人材補強である。東北を熟知した有能な政治家小沢氏の活躍の場を作って欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/04/12

注文の多い料理店

Oshimazakura この日曜日は久しぶりの穏やかな春らしい日で、近所の桜の名所は何処も沢山の人であふれていた。

満開の桜の下、悲しみ疲れしていた心がほっと深呼吸できた気がした。

公園、街路樹、里山と一日中、桜めぐりをした。何といってもソメイヨシノが圧巻なのだが、私としては山桜や大島桜に何故だか惹かれてしまう。

 昨日もブログなんか書いていられず又桜めぐりに飛び出した。平日なので桜見物の人も減っていたが、そよ風に花びらがひらひらと散る風情もなかなかである。

 午後になると一転黒雲が西方に現れたと思うと見る見る頭上を覆い、冷たい雨が降り出し、途中からあられに変わりほうほうの体で家に帰った。

 夕方には強い地震の揺れ・・・、一月前の悪夢が蘇った。幸い何事もなく納まったが、又憂鬱な現実に引き戻されてしまった。

 

 今朝はいつもより早く目が覚めて、布団の中でうつらうつらしていた。ふと表題の作品名が脳裏に浮かんできた。岩手の生んだ国民的文学者、宮沢賢治の作品の一つである。

 明治期以降東京の発展を支えながらも、虐げられてきた東北の人々の悲しみ、誇り、郷土愛を込めた多くの作品が、今でも多くの日本人の共感を得ている。私もなぜか引かれていたがその理由は考えた事がなかった。

 それが突然今朝、分かったような気がした。賢治が表現していた東北の人々の気持ちが、実は戦後の世界情勢のなかで日本人全体の気持ちとして潜在的に共有されていたのかもしれない・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/04/04

良い自粛、悪い自粛

 何事も行き過ぎれば弊害が出てくる。

今回の震災で、現地の人の悲しみ、苦しみを共有したいと思う気持ちは尊いと思う。しかし遠くはなれ直接被害にあっていない多くの日本人にとって、被災者の気持ちを本当に共有できるかというと限界があるだろう。

 それより実際に被災者のためになることを少しでも実践する事が必要なのではないだろうか。

 ○被災者が切実に必要としているものは、優先的にまわす。

 ガソリン、水(ペットボトル入り)、人材、・・・復興資金。

 ○被災者に回りまわって為になることは大いにやる。

旅行。・・・当然ガソリンを使う自動車は控え、公共交通手段を多用する。東京電力圏内から出て節電に協力する。費用の一部を寄付する。

イベント開催。・・・屋内の場合、夜間の電力に余裕がある時間帯を選ぶ。収益の一部を寄付する。

冷暖房の見直し。・・・家庭の暖房の温度設定を1度下げると福島原発の一基分が節約できるという。暑すぎる部屋でアイスクリームなどはやめにしたい!夏場は逆の事が言えるだろう。

時は春。東京でも桜がちらほら咲きだした。お花見も例年のようにとは行かないだろうが暗いニュースから解放されて、おおいに自然に癒されたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧