2007/08/13

暑いですね!

 毎日毎日、これでもかこれでもかと暑さの連続である。暦の上での立秋を過ぎた頃から、更にヒートアップしてきた感じさえする。日中は体中からジワッと汗が噴出し、しょっちゅう冷蔵庫に駆けつけ冷えた麦茶をほてった身体に注ぎ込む。なんかもうヤケである。そんなにジタバタしないでクーラーのスイッチを入れたらいいのにと、心のどこかでささやき続ける。

負けるものか、こうなったら意地である。こうして夕方少し涼しくなった頃、街に出かけ買い物をする。途中、木々の間を通ってきた風は以外に涼しく、今日も無事暑さを乗り切った満足感が心を満たしてくれる。

 何故こうまでして、クーラーに対抗するのか。温暖化防止のため、それも確かにある。しかし、より直接的動機は、わが身体に未だ健在な汗腺を衰退させたくないからである。

 汗腺は体中に張り巡らされた、汗分泌器官であり、体温調節と共に、全身、特に皮膚近くの老廃物排出機能も持っているという。毎年夏の暑さを乗り切る頃、皮膚近辺の老廃物もすっかり除去されて、又新たな一年を迎えられる。ココで老廃物の積み残しをしないためにも、毎日しっかり汗をかく必要があるのだ!

 この汗腺が全身に備わっているのは、哺乳類の中でも人間や類人猿など、ごく一部にしかすぎないという。暖地起源のネコは四肢の肉球にしかなく、寒冷地起源のイヌは、舌から水分を分泌することで代用しているという。そういえば夏のイヌは口で激しく呼吸し、よだれをだらだら流し続け、見るからに気の毒である。

人間にしても、この汗腺は生後2~3年のうちにしっかりと鍛えないと機能を開始せず、以後どんなに努力しても新たに形成されないという。その意味でも、幼児はしっかりと外で汗をかかせ、以後の人生の基盤を作ってあげたい。

しかしせっかく獲得された汗をかくという能力も使わなければ退化する。最近はクーラーが普及し、学校にまで進出しているそうなので、日本人の暑さに対する許容力は今後急速に衰えていくのかもしれない。そのうえ、体中に老廃物が蓄積されて、肌のトラブルの激増も予想される。

たかが汗、されど汗である。

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